








遅い昼食後に千本通りに戻った。えんま堂からは少し下がれば左手に釘抜地蔵、石像寺がある。ここも市街地の中にあって注意しないと見逃す。山門の文字は「家隆山」。家隆山光明遍照院石像寺(かりゅうさんこうみょうへんしょういんしゃくぞうじ?)というのが正式。ありがたそう。
それもそのはず開基はかの弘法大師空海で弘仁10年(819年)というからたいへんなもの。おみそれしました。それで当初は真言宗だったが平安時代に重源上人が浄土宗とした。
もともとのお地蔵さんは大師が唐から持ち帰った石を地蔵に彫ったことにある。そして例の釘抜き伝説があるのだが、それとは別にもともと「苦」を「抜く」、「苦抜く」から転じて「釘抜き」になったという説明もある。
が、ワシはやはり現実の真偽は別にして釘抜き伝説が先と思う。だから逆に「釘抜き」から転じて「苦を抜く」から苦痛を取り去る御利益としたものと思うけどね。
地蔵堂の前には大きい釘抜き。本堂にも釘抜きをあしらった絵馬が壁イッパイに貼られている。赤いちょうちんが棚にたくさん吊られている。参拝客も三々五々見えている。にぎわってるねえ、すごい。
境内をあちこちのぞきながらウロウロ挙動不審なワシであったが、呼びかけられた。これはなにかソソウをしたかと一瞬びびったが、「おしるこどうぞ、おかわりもありますよ」と、これはご親切なおさそい。
行った日がちょうど24日の縁日であったのだ。知らなかった。床机に座っていただいた。丸もちも入ってました。さっき食事したばかりだったけど。今度来るときも24日にしよう。お大師さまありがとう。