







光悦寺に近く源光庵がある。もともとは臨済宗大徳寺徹翁和尚の隠居所という。その後卍山(まんざん)道白禅師という高僧が住持となって曹洞宗の寺になった。
じつは光悦寺に行くまでここを知らなかった。光悦寺から出てきて次はどこに行こうかなと思ってガイドを見たら「血天井」がある寺がここだというので行ってみたのだ。ミーハー(古い?)ですいません。
行ってみたら公開してるし拝観料300円とお手ごろ。早速入った。小さいお寺だ。境内の通路が面白い。光悦寺のデザインを思い出すが、近いからアイデアを頼んだのかねえ。
受付で拝観料を払うと係りのオネーサンがすぐに「血天井は入って左の・・・」と聞かなくても説明してくれた。親切ね。でもワシのようなやじ馬気分が多いってことがわかる。
本堂は普通の大きさ。入ってすぐ天井を見上げた。入り口近くの天井はたしかにシミが大きく広がっていた。単なる雨漏だろうかワカラン。
一応もっとソレらしいところを探して奥のほうに行くとなにか押し当てたような黒茶色の模様のようなものがあった。これかなと思って写真をとった。違ってたらお笑いだ。
もらったパンフでは伏見桃山城の討ち死に三百八十人余りの自刃とある。でもどうしてそれをこんなところにと思うが、やはり弔いの意味をこめてわざわざお寺の材料に使ったのだろう。血天井を使ったお寺は他にもあったと思うが、こういうものはお寺でしか使えないし、そうすることが供養になるということだろう。ナンマンダブ。
「悟りの窓」とか言う丸窓がある、JRの宣伝に使われたと、そのポスターも貼ってある。オネーサンの手回しのいい説明といい、なにかまじめさ懸命さがわかる。
じつは京都の人情というものを期待していなかった、しかし、今回あちこち廻った限りでは、なにか懸命さとかお客さんに来てもらいたとか、そういった意思が多く感じられた。また来ようという気になる。