








「仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ・・・」
天満宮に近いところで大物は仁和寺だ。TVのミステリーものでも境内がよく出てくる。天満宮に近い一条通りを西方向に走って突き当たる。
ガイドでは二王門は智恩院や南禅寺の三門と並んで京都の三大門と言われるらしいが、たしかに堂々としているが、今写真を見ると南禅寺のように圧倒的なものでなく、どこか優美さがある。こういうのは好きだ。
拝観料は500円。二王門を入ってからが長いというか広い。
仁和寺は門の前に立つと境内が奥のほうに伸びて、自分などは中を歩き回るのにさぞかしくたびれるだろうと思わせる。それだけでもすごい。
建立者は宇多天皇、文字通り仁和4年(888年)完成。天皇自ら大内山仁和寺と命名。代々法親王が住持を勤めた、門跡寺院の始まりという、これ以上の名刹は無かろうと言うもの。すごい。
建物では金堂が国宝で、その他は全て重要文化財。仏像も国宝が2体。セキュリティが大変そう。
五重塔はだれが見ても感心してしまうものだが、ここにも立派なのがある。しかも、三門、ここでは二王門、と同じくと言うか、どこか軽やかで優美なんだね、これが。ちぐはぐでないところがプロの仕事だ。
仁和寺はその名刹の評価としてはオモオモシイものがあるが、五重塔や二王門、金堂などの重要物件を見るとそんな評価とはうらはらな実にかろやかで優美なものがある。
あとで行った東寺と比べるとよくわかるが、東寺は仁和寺に比べると建物群は実に重厚だった。東寺の重厚さは人々の崇敬を集めるだろうが、仁和寺のかろやかさは人々に親しみやすさを覚えさせる。