
もう変な小芝居はしないことにしました。ナターシャではありません。山田です。
最近、ブログをご覧になって下さっている方々から直接「ナターシャさんはいつ出られるのですか?」とか「ナターシャさんは本当に実在するのですか?」といったご質問を頂くようになってしまいました。
ナターシャがブログを更新しないせいで、私が空想のロシア美人を使ってブログの集客を図っているのではないかという疑惑まで持ち上がってきてしまいました。
私としましてはその疑惑を晴らそうにも、本人は遥か7000km彼方のサンクトペテルブルクにおりますので、非常に歯がゆい思いでおります。
皆様に一応お断りしておきますが、ナターシャは実在します。もう少ししたらブログに登場してくれるのではないかと思います。恐らく・・・
気を取り直しまして・・・
昨日14日は大田区産業プラザで行われました
"大田区加工技術展示商談会"にお邪魔させていただきました。

今回の商談会は、大田区にありますモノづくりに特化した企業が100社!も集まり、その高い技術に興味を持った企業の方々とのマッチングの場を提供するべく開催されました。
私が、何故そのような場所に今回お邪魔させていただいたかと申しますと
「下町ボブスレー」プロジェクトの中心企業であります、マテリアル社の細貝さんが
「下町ボブスレープロジェクトに見るネットワークと協業戦略」と題しまして、特別講演を行われたからです。

今回、細貝さんのお話しをお伺いしたことで、「下町ボブスレー」のプロジェクトの根底には、 "大田区のモノづくり"をなんとかもう一度盛り上げたいという皆さんの思いがあるのだと分かりました。
細貝さんのお話によりますと、大田区のモノづくりに携わる企業の数や従業員の数というのは、年々下降の一途をたどっているそうです。
売り上げベースでは、大田区の中小企業全体で2001年度の約9,800億円から2010年度にはその半分程の約4,700億円まで落ち込んでしまいました。
細貝さんはご自身、大田区の六郷で生まれ育ち、自らも大田区で会社を立ち上げて事業をされていたので、こうした状況を非常に憂いていらっしゃったそうです。
自分の会社だけでなく大田区の企業全体が活力を取り戻すにはどうすればいいのか。
細貝さんがたどり着いた答えの一つは、航空機産業、例えばボーイング社などからの大型受注をとることで地域全体に仕事を落とし、大田区全体でみんなが潤う仕組みを作ろうというものでした。
しかし、そんな大型の案件を取るのは容易なことではありません。行き詰りかけたそんなところへ「下町ボブスレー」の話が出てきて、ボブスレー開発を通じて世界に技術力をアピールして、自分たちで仕事を取りにいこうという、今の方針が決まったようです。

ボブスレーの構造自体が非常に町工場向きだというのも、このプロジェクトをスタートさせる一つの要因となったそうです。
といいますのは、ボブスレーにはエンジンがありません。非常にシンプルなつくりですが、その分一つ一つのパーツが高い精度を求められます。

大田区の中小企業はその点世界レベルの高い技術を持っています。
そして、これは細貝さんが講演中何度も強調されていましたが、大田区では
企業同士の横の連携が強い分、例えば一つの製品を作る上で多くの企業に部品を発注しても、企業間で連絡を取り合い微調整を加えているので、それぞれの部品がカチっと組み合わさり、問題なく完成品が出来上がるということです。これは、もちろん長年の経験に裏打ちされた高い技術力があっての話ですが。
実際に、今回の下町ボブスレーの初号機作製のための部品は、発注してわずか10日間という超短期間で納品まで至ったそうです。
細貝さんは組み立てを行う前、納品された部品を見ながら、微調整をしながら組み立てる必要があるだろうと考えておられたようです。ところがそんな予想に反して、全ての部品がそれぞれ見事に組み合わさり、わずか3時間で初号機の組み立てに至ったそうです。これは大田区企業の横の連携のなせる業だとおっしゃっていました。
ボブスレーはその点まさに、"大田区向き"だったわけですね。
今回の細貝さんの講演を拝聴させていただいたことで、「下町ボブスレープロジェクト」だけでなく、「大田区のモノづくり」に対する理解も深まりました。
俄然、弊社でも何らかの形でみなさんのお手伝いさせていただきいという気持ちが強まりました。
弊社はモノづくりはできませんが、モノづくりに携わる皆様をお手伝いさせていただくことは可能です。
現在私どもMTC Japanが事業を展開しておりますロシアでは
日本の高い切削技術を必要としている企業が多数存在しております。
私どもでこういったロシア企業と、大田区の世界レベルの技術を保有した企業の橋渡し役ができれば、大田区活性化の推進力の一因となれるかもしれません。
ご興味がおありの方は是非弊社までご相談ください。
弊社ホームページ(こちらよりどうぞ)
今回は既に長くなってしましましたので、次回、メインイベントであります商談会の様子をレポートしたいと思います!
0.5mmのシャープペンシルの芯に超小型ドリルで文章を彫り抜く!というスーパーな技術を持った企業や、下町ボブスレーのメンバーのみなさんの様子も合わせてレポートさせて頂きたいと思います!