今日のおはなしは「歯の噛み合わせについて」
皆さんは食事をする時、口を開けて食べますが、その時どこの部分が動いていると思いますか?
あまり意識する事は無いと思います。
答えは「下の顎(あご)」です・・・と一般的には言われています。 大学でも、そう教えていま
す。
でも本当にそうでしょうか? 下あごを、固定した状態で食べてみてください。上(頭)が動きませんか?詳しい事はここでは書けませんが・・・ 答えは 上あごも動きます。
歯の噛み合わせは食べるのはもちろんの事、身体にとってもすごく重要です。 虫歯になって、たったひとつのクラウン(被せ物)で身体に歪みをつくることもあります。上下の噛み合わせはは人それぞれ違いがあり、ただ、上下にカチカチと噛んでいるわけではありません。
複雑な上下のあごの動きに合わせて噛み合わせを調整しないといけません。
逆に様々な不定愁訴も、実は被せ物が原因でそれを治療したことによって身体の恒常性により改善されることもあります。
引用元:「入れ歯と健康」夜の講話 19時からスタート
