「入れ歯と健康」講話 夜19時からスタート | 入れ歯職人 宮野たかよしのブログ

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本日、19時より「入れ歯と健康」講話を行いました。

 

今回は歯科技工士の現状についてお話しします。

 

40年前は全国に歯科技工士学校が72校あったのが現在では47校に減少しています。学校自体は存続していますが定員割れになっているところがほとんどです。

 

なぜ、こういう状態になってしまっているのか?

まずは長時間労働。 アンケートで1番多い時間数は1日16時間働いている技工士が多いそうです。
休みも週休2日どころか1日もないところもあるそうで給料の面でも労働時間に対して低いのが現状です。

 

2004年では離職率約70%。2012年では85%
新人の歯科技工士を雇っても辞めていく人が多く、50歳以上の歯科技工士は約全体の半数だそうです。
入れ歯などの製作物も流れ作業で作るところが多く粗悪な品が作られています。
このままではそのシワ寄せは患者さんに・・・ ということにもなります。

 

歯科技工士会や歯科医師会もなんとかこの現状を変える様に努力しています。

 

 

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引用元:「入れ歯と健康」講話 夜19時からスタート