前回の続きから


抗がん剤治療は毎週火曜日3週続けて4週目はお休み


それを1クールとして始まった


ちまたに聞くところによると副作用に苦しむという


では、父はどうであったのか?


初めのころは特にコレといった症状は何も言わない


そもそもの話


なぜ、すいぞうがんが発覚したのかを記しておく


8年くらい前の父は側から見て息がしにくそうで、少し動くと『はぁーーっはぁーーーっ』と息切れをしていた


検査に行くよう勧めたが、自覚に乏しく流されていた


出産後の里帰りのときに私が居る間に一度検査の予約をしてくるようにと、受診をやや強制的に勧めた


その翌週に検査が行われた。


さらにその翌週に結果を聞きに行くのだが、私は自宅へ帰ってきていた。

その距離、大阪を離れて岐阜


結果を聞きに行ったその日に即日入院となった。


どうやら診断は『肺炎』とのこと

かなり危機的であったと


抗生剤の点滴を開始したが、効果を示さない


近所の病院から市内の大きな病院へ移る


そこで気管支鏡など検査し、

診断名は『間質性肺炎』とわかった


いっときは、気管内挿管までして大変苦しい検査だったという


ステロイドの点滴で急速に楽になったとか


当初、私が強く病院に勧めたためこのような病気になったと思った

と父から言われた事がある


まさか、私にそんな力はあるはずがない


それからはステロイド治療を何年もしていたのだ


しかし、周囲のおかげさまもあり、


悪化せず、順調に落ち着いていた。


途中ステロイドを切れるか?というところまでいったのだ


だが、中断すると少し悪化がみられたため治療は継続に至っている


年に一回の胸部CTを撮って、経過をみていた


これこそが、この度のすいぞうがん発覚のきっかけである


膵臓は胃の裏側にあり胸部CTで偶然にも陰があると見つけてもらったのだ


ステージ4


ここに至るまで

自覚症状は1ヶ月ほど胃部不快感

があったそう


父はキャベジンを服用して様子を見ていたのだ


なんとお粗末な対応


だが、十中八九


世間のみんなが膵臓を疑う者は居ないだろう


胃だと思っているのだから、、、


続きは次回