悪魔とプリン嬢 | ほっこり読書時間

悪魔とプリン嬢

著者 : パウロ・コエーリョ  旦 敬介=訳
価格 : ¥514(税別)
出版社 : 角川文庫

●内容
人間の本質は悪なのか?悪魔にとりつかれた1人の男が山間の田舎町を訪れた。それは「条件さへ整えば、地球上のすべての人間がよろこんで悪をなす」という考えを試すため。町でこの旅人と知り合いになったホテルのバーで働くプリン嬢が、この考えを試すために選ばれたのだが…。プリン嬢にこの町の運命は託されることに。

●感想
人間の本質ってなんなのでしょう。よく、悪は善の裏返しで天使などの善の存在が堕落して悪になるっていうのは聞きますが。。。やっぱり人間の本質は善
なんじゃないかなぁ。と思うけどなぁ。。。

この本の旅人が訪れた町の人々を見てると、この小さな空間で起きていることが、他の大きな世界でも起きているような気がしました。

それから、不幸は人を選ばないってことを読んでいて思いました。何故自分がこんな目にあうんだ!なんて思っちゃっても、条件は誰でも一緒なんだよなぁ。。。



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