後輩から留学申し込みに関する問い合わせがいくつかきたので、質問に答えた内容を貼っておくことにします。

 

Q. 希望大学はどのように決めたのか?

 

A. これは私がどういう風に大学を決めたかを述べるだけで、あんまり参考にならないかもしれませんが、、、

 

留学に行きたいと思ったのは、国際交流でも、異文化体験でもなくて、やっぱり一番はそのまま学部を卒業しては学べない分野で、勉強したい分野があったからでした。それが、平和紛争学と社会保障や国内政治について。私の場合は今勉強しているウプサラ大学が、平和紛争学で世界的に有名な大学、しかも社会保障や政治にも強い大学だということで、それだけで結構心は決まっていました笑 

 

ただアメリカなどの英語圏に行く同期も多い中で、スウェーデンでいいのか、という迷いもあったんだけど(ザ・エリートコースを歩んでいる人はやっぱり英語圏に行った人が多かった)、学部生の留学なのだから、自分が興味のある社会、自分の全く知らない世界観を持っている魅力的な国に行こうと決めました。英語圏にはいずれ修士を取りに行けたらいいなあって。会社のお金とかで。笑

周りと同じような王道を歩んでも固有性が出ない、という私の価値観も強く影響しています。

 

スウェーデンの中でもストックホルム大学とウプサラ大学で若干迷いましたが、ストックホルムを捨てきれたのは、ウプサラが本当に学生の街だからです。都会も便利でいいけど、どうしても都会の留学生は孤立してしまいがちだと思うし、いくら勉強しに行くからと行って授業と家の往復にはしたくなかったから、学生による学生の街、という感じが暮らしやすそうだなと思って決めました。ただ都会の方がインターンの機会とかもあったりして、目的によって田舎を選ぶのは気をつけた方がいいかもしれないです。

 

 

Q. 上の、○○という学問に強いという事の判断基準はどこだったのか?

 

A. 私の場合は、そもそも平和学という学問をできる場所が限られていたっていうのが前提としてあります。豆知識みたいになっちゃうかもしれないけど、ウプサラ大学には紛争のデータを集めているUCDPという世界的に有名な研究センターがあって、私自身日本で論文を書くときに何度も使っていたから、判断というか知っていたという感じでした。そこと提携している学部の授業が学部生でも英語で取れるというのも大きな決め手になりました。

 

一般的な判断方法としては、例えばスウェーデンだったらサステイナビリティ系の学問、とか、国によって先進的な学問があるところを選んだり、あとは世界大学ランキングでは確か学問ごとの大学ランキングも観れたはずだから、そういうところで調べてみたりするのがいいのかなと思います!

 

学部生用に開講されている授業がないとしても、気になる教授にアポ取ってゼミに入れてもらうとか、コネクションを作るとかやっている人もいるし、あとは学部生でも入れるイベントが開催されたりとかもあると思うので、無意味ではないはずです!