今日は、耕作放棄地を再生している学生団体の代表と社長と私とでお話しました。

クラファンやったり行政と関わったり岩手ではかなりやり手の団体。

 

私のことを、いろんなことをしてると褒めてくださったけど、「農業」っていうフィールドにどっぷりつかっていて、名が通っていて、社会的意義のあることを学生でやっていて、そういうインフルエンサーを巻き込み増やしていて、これからの世代として期待されているその人は、純粋にめっちゃすごいなあと思った。しかも多分、新規事業立ち上げを学生が東京でやるのと、岩手でやるのっていろんな意味で別物で、喫緊性ある課題を目の前に突き動かされている人な感じがして、刺激的な時間だった。

 

"大学での学問の細分化"とか、面白いなって感じた話を下に書いとく。

 

代表「今の農学部生は、農業の現場に関わり、農業を実践する機会がない。学内に農業サークルはあっても、関わるのは生産のところばかり。農業を持続的にしていくためには、生産加工とか農業を実践していくことが必要なんだよね。でもそれは学べない。」

 

たわ「じゃあ今の農学部生って、逆に何を学んでるんですか」

 

代表「僕がやってるのは、動物のフンをどう堆肥化するかっていうのと、農作物を加工するときにどうしたら栄養素が失われないかってことかな。だから農学部なのにフラスコを振ってることが多い。」

 

たわ「なるほど、だいぶ専門的なんですね。大学で勉強してても、農業の全貌が見えなさそう。」

 

代表「そうなんだよ、まあもともと大学は学問を学ぶところだってのもあるけど、農業というおおもとのところから派生して細分化されたものを学んでいる。何の分野でもそうだけど、ほんとはそこからどうおおもとのところに戻って、自分の細分化された専門性を生かしていくかって考えないといけない。だけどそこまでなかなか行き着けない人も多い。」

 

たわ「文系でもそうです。だけど、それが大学の固有性で、私たちが努力しないといけない部分だって気付けて良かったです。でも、農学部の学生にとって、農業の実践がなくて社会に出ることって何が問題なんですか?」

 

代表「実際ここの農学部の半分の人は公務員になる。そうした時に、学問で学んだこととそれを行政の立場から人に下ろす部分がうまくつながらない。だって実際に農業をやったことがないんだもん。農業の技術指導とかできるわけないよね。僕らも、遊休地で農業をやるようになって初めて知ったことがたくさんあるよ。たとえば全然人手が足りないこととか。」

 

たわ「大学側は、農業の実践的な部分を学生が学べないことに、問題意識を持っていないんですか」

 

代表「まあ農業の実践的な学びの部分を統率したい教授がいないんだろうね。だれも仕事を増やしたくないだろうし。もともと大学の先生って副業で、本業は自分の研究の方だから。学長とかもそういう人がゆくゆくなっていくわけで、それを変えるのは難しいよ」

 

 

たわ「東京で暮らしてるっていうのもあって、あんなに空き地があって、それがそのまま放置されてて雑草だらけになっているのを見ると、本当にもったいないなって思うんですよね。だから耕作放棄地を訪れるほど、ソーラーシェアリングをやりたい、って思うんです。だけど、農業ってそんなに簡単なものじゃないし、農業に携わってる人の話を聞くと、安直にいえないなって思うんです。ああ難しい」

 

社長「だけど難しいってわかればわかるほど、ワクワクするな。やってやろう、って気持ちになる🔥」

 

最後に、担い手不足、高齢化、耕作放棄地増加、など課題が山積みで、コミュニティ、行政、工学、化学などいろんな専門分野が必要となってくる農業を考えるうえで、避けては通れない問いを提示しておきます。

 

 

「農家になりたい!農業問題解決に関わりたい!って思う若者って、どうしてそう思うんだと思いますか?また、どうやったら増えますか?」