・インターン先の会長さんに気に入られた話
今日働いてたら、会社の会長さんがいらして、私に色々話しかけてきてくれた。ウンウン(話半分に)聞いてたら、どうやら私のことをお気に召されたようで、「帰り送ってってあげるよ」に始まり、「スーパー寄るからお刺身とか今日食べるようにプレゼントしてあげますよ」「週末に知り合いの社長に頼んで生ガキをご馳走してもらいに行こう」など言ってくださり、ワーオって感じ。もっと頑張って働こうと思った。
でも一番の収穫は、エネルギー問題に関する日本政治の動向を話してくれたこと。反原発派が安倍政権を好いていないのはなんとなく知ってたけど、安倍政権が海外にもその技術を輸出しようとしていたなんて知らなかった。どの国でもその動きは頓挫してるらしく、これからは再生可能エネルギーの時代だ、と言ってた。ドイツとかはチェルノブイリの被害があったこともあって、再生可能エネルギーの割合を2050年までに80%にしようとしているくらい、かなり先進的らしい。
・農地に太陽光パネルをつける、ってなった時に申請に絡んでくる省庁は経済産業省と農水省の二つなのね。(環境省は補助金とかを出している)経産省に対しては普通に土地に太陽光パネルを設置するのと同じ感じの申請をすれば良いだけなのに対して、農水省はかなり厳しい条件や報告義務を課してる。
これ、不思議だなあと最初は思ったんだけど、いろいろ見ていくうちに、
「限られた国土の中で食料自給率を下げない」ことを目的の一つとして制定されている農地法や農振法の強い存在があって、農水省にとってのソーラーシェアリングは、あくまで「農業振興・改善のため」という建前らしいことがわかってきた。だから、パネルをつけるために使う台の脚部分(架台といいます)すらも農地の一部とみなして、そこの部分だけ農地の一時転用を認めるって形をとってる。その辺の審査は、地方行政に設けられている「農業委員会」ってところが委託してるんだけど、それで通らない案件もある。
やっぱり日本にとって農業ってすごい重要なんだと思ったし、それを守ろうとする農水省ってすごいなあ。
・今日見つけたもう一つのモチベ向上方法
…そこで働いている人たちと仲良くなる。だんだんできつつあります、これ!会社に愛着を持って、かつ自分のことを知ってもらって、気楽に口を開ける職場であることってこんなにも大事なのね。
社長がここ数日不在だったから進捗確認が満足にしてもらえずすこし不安だったんだけど、明日はこの前唐揚げをくれた優しそうな、となりの席の専務さんにフィードバックを求めてみよう。。。。!!!
・農家さん、太陽光発電会社、行政、土地の所有者っていういろんなステークホルダーがあるぶん大変だけれど、いろんな視点から「ソーラーシェアリング」っていうものを見られて、意義や課題を考えられて面白い。
