一日中欧州国連本部の一会議室に座って、各機関の人のお話や学者・教授たちの会談を聞いていました。
色々思うことは多かった。
移民は文化を破壊すると思いますか?伝統文化の継承はどうあって欲しい?文化とダイバーシティの関係ってどうあるべき?
移民を扱っているIOMのセッションで、
トランプは、migrationは文化の破壊をもたらすと言ったが、これについてどう考えるか?
という質問が提起されました。
私が保守的すぎるのかもしれない。でも、移民やグローバリゼーションと聞いた時、完全に賛成することができなかった。
文化が失われてしまうのが怖かった。
世界中が同じような風景になってしまうのが怖いって思ってた。
でも、先輩が「歴史を振り返ってみろ、日本の文化だって遥か昔中国から漢字が輸入されたり、蘭学が入ってきたりしてできたものだっただろう」って言ってて、なるほどなあって思った。
文化っていうのは固定的なものではなくて、すごく流動的なものなのかもしれない。
この意見に反論するとして、「①でも今でさえ伝統文化の継承が問題になってるのに…」とか、「②みんな同じ肌の色になっちゃうかもしれない…」とかかなって思ってた。
だけど、①は移民が入ってこなくても起きている問題なわけで、それは言い訳にしかとれないよね。
②は、みんなが同じ色になるってことはないんじゃないかと思った。これは肌の色っていうだけじゃなくて、皆がまったく同じバックグラウンドをを持つことって絶対ない。もっと言えば、自分で自分を語ること、自分らしさを見いだすことが大事になってくるんじゃないかと思って、それって素敵だな、って感じた。
別に集団で伝統文化を継承する必要も、同じアイデンティティを持っている集団として存在する必要もなくて、いろんな「個」が交わるダイバーシティな場に私はありたいなあと思った。
だけどこれだと、古き良き京都、とか言ってる人に対して、なんて言っていいかわからないなあとも思った。
