ちょっと前の話。

この日の平和構築論はめちゃめちゃワクワクした。

架空の紛争を、原因と過程、その後の現状が書いてある紙をもらって、
「貴方たちは国際機関より、紛争後の国家構築と紛争再発防止のため下記の分野で活躍するチームとして、派遣されました。初めの任務は、以下の分野を支援するプロジェクトを本部に提案することである。」
①多様性、インクルージョン
②開発支援
③法の支配
④難民と国内避難民
⑤移行期正義

って。


何が面白いかって、分野だけ与えられて、やることは完全に自分たち任せなこと。
わたしは①班で、じゃあまずどんな目的でプロジェクトを組むか?なぜその目的を?優先順位それでいいの?どんなふうに?誰を巻き込むか?
っていうのをゼロから考えていくのが超たのしかった。
(Why思考じゃなくてHow思考がさきばしるのってよくあるけど、Whyを問い続ける人であれたらいいなと思う)
それが平和構築につながっているということ、国際機関は制約はあるにせよ大学生と違ってお金も専門性を持った人も動かせるポテンシャルがあること、草の根の声を聞きつつ制度という大きな変化をもたらせるということ。
本当に専門が欲しいなあ。いろんな平和構築の例を学びたい。


職業の上では、どうやったら平和を作れるか、じゃなくてどうやったら紛争が再発しないかに行動の目的を定めるのもいいかなって思った。