コスタリカは、軍隊を廃止、軍事費を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選びました。
この日はそんなコスタリカの姿を映したドキュメンタリー映画を撮った監督がはるばる来日して、トークショーがついてた!しかも抽選で当たって、タダで招待してもらったの!
映画の中でじわじわきた言葉をメモっておいた。
・暴力は抑止力にならない
・軍ではなく、国際法と外交で国を守るのが文明的な方法
・国際法を信じることは、各国の敬意を信じること。
・軍隊がなければ軍を恐れなくていい
・安保理や常任理事国の仕事は、平和を保つことなはず
・人々のベーシックニーズを満たしていないのに、軍事にお金をかけるのは不条理
・小国の軍は無力。軍事費にかけられるお金は大国に比べたらちっぽけで、現実的にいったら戦えるのなんてイースター島とかその辺くらい。自衛は無意味。小国が軍を持つ意味なんてない。
・無防備こそ、最大の防衛
この映画を見て興味が出てきたこと
・ラテンアメリカの近現代政治と歴史(超わくわくする)
・社会福祉と格差社会
・ノーベル平和賞の過去受賞者
・軍隊をなくすことのメリット・デメリット
・日本の自衛隊の基本的な仕組みと義務範囲
・社会民主主義について
うわああああコスタリカいきたあああああああい。私が出会ったコスタリカ行ったことある人はみんな口を揃えて最高の国っていってた。
えっとまず間違いなく、スペ語へのモチベーションが上がった。笑
よく仕組みは知らないけど、トビタテとかで平和について学ぶことをテーマに留学とかできないかなああ。コスタリカを組み込みたい。ヒアリングしよ。
軍隊を廃止して、そこにかかる軍事費を社会福祉に回すって確かに革新的だし、それをモデルケースにしていきましょう!ってコスタリカが言うのもわかる。
だけど、どんなに国民が軍隊の廃止を願っていてもそれができない状況はあるはず。軍政からなかなか抜けられないミャンマーについて調べたばかりだから尚更、すごく理想論だなと思う。
だけど、本当にどこの国もコスタリカみたいになったらいいよね。
コスタリカの若者は、平和主義の下軍隊を持たないコスタリカ人であることを誇りに思ってるって。私も、日本が平和主義を持っていることは誇りに思うけど、実態が伴っているかと言われたら微妙だし、そこに関して日本のあり方を誇りに思うことはまだできない。
多分、武器を捨てることが平和っていう平和観が根付いてる日本人には受け入れられやすい話だと思う。だからこそこれがアメリカとかで上映された時にどんな波紋を広げるのか、気になる。平和観についてちょっと客観的に捉えられるようになった気がして、嬉しい。
やっぱり映画好き。去年も難民映画祭とかアフリカの労働問題の映画とかみたけど、その度に映画の影響力や受ける衝撃に感動してる。夏に国際平和映像祭っていうのがあって、そこのボランティアグループにもひっそり入ってる。
この映画を見て興味が出てきたこと
・ラテンアメリカの近現代政治と歴史(超わくわくする)
・社会福祉と格差社会
・ノーベル平和賞の過去受賞者
・軍隊をなくすことのメリット・デメリット
・日本の自衛隊の基本的な仕組みと義務範囲
・社会民主主義について
Q.社会学を教えているアメリカ人の監督が作った。どういう背景があったか?
A. 両親がベトナム戦争時代に反戦デモをやってた。イラク戦争のころに自身もデモに参加した。戦争にはうんざりしていて、他の方法を模索していた。
コスタリカの学生に調査をしたところ、91%が軍隊はいらないと言った。
その理由としては、軍隊を廃止することでお金がほかのところに回せるから。発展の余地となるから。
平和を愛する人たちがどのように多文化共存を訴え、働いているかを知ってもらうために作った。
資源がなくても、軍がなくても幸せに暮らせる国があることを知ってほしい。
余談:コスタリカでは、3年間住んだらコスタリカ国籍を与えているらしい。だから難民をめっちゃ受け入れてて、人口400万人だったのに500万人になったって。
