こんにちは、ミユです。




「ここは今から倫理です。」

というマンガを

無料アプリで読んでいる。



今朝読んだページに

こんな言葉があった。



「他者への没頭は

それが支援であれ、妨害であれ

愛情であれ、憎悪であれ

つまるところ自己からの逃避である」

(ホッファー)





他者への没頭とは

他人のことが四六時中

頭から離れない状態だろうか。


マンガでは

息子の進路にあれこれ口を出す母親と

母の期待に応えようと

必死に勉強する息子が描かれていた。


息子に口出しする母も

母に報いようとする息子も

どちらも

自分が置き去りになっている。



私も娘や息子の進路に

たくさん口出しした。


そのころは

それが親として

当たり前のことだと思ってたけど


子供たちにかまけているあいだ

自分から逃げていたかもしれない。



結婚後まもなくうまくいかなくなった

夫との関係も


夢中で活動してたのに

ある時から

ついていけなくなった宗教も


やっと受かったバイト先で

パワハラに会い

社会に出るのが怖くなったことも


いろんなことが中途半端で

ほったらかしだった。


だけど自分を振り返るのは

失敗を認めるようで恐ろしかったから


代わりに子供の未来に

希望を託していたんだろう。




いまはどうかというと、

やっぱり子供たちのことは気になる。


娘は鬱でニートだし、

息子は1月にバイトをやめて以来

ゲームばかりしてるので


このままずっと

社会に出ていけなくなったら

どうするんだろう


ちゃんと食べていけるんだろうか


そんな子供たちを見て

母がどう思うだろうか

(私が文句を言われないか)


などと思ったりする。



思いはするが

そこに没頭はしていない。


タロットの勉強のことや

部屋のインテリア

物置の片付け

今年はじゃが芋をいつ植えるか

そんなことで頭が忙しい。


オープンカウンセリングも

やろうと思えば

3月いっぱいはできたんだけど


人の悩みを分析することに

前ほど興味がなくなって

もういいか、という気分になっている。


人の悩みというより

人の役にたつことに

興味がなくなったのかもしれない。


いまは人の役にたつより

自分の役にたって


自分を喜ばせたいし

自分が楽しみたい気持ちでいっぱいだ。