本日2/14のyoutubeで見た村田製作所の中国撤退秘話は中国人のメンツをつぶすものだが日中関係の本質をえぐって見せてくれている。投稿者は電子部品を製造する村田中国工場の中国人。事の発端は村田の中国向けの発表に始まり、日本からの部品を検査のため供給停止するというもの。停止により中国生産は72時間で途絶えるのだと。村田に電話しても誰も出ないのだという。世界中探しても代替品はないから日本なしでは生きてゆけないことになるとのこと。逆に日本は中国無しでも生きてゆけるという事なのだ。こうして操業停止により中国人従業員もその家族も生活に困ってしまう。

 そこでこの人のとった行動は日本へ土下座しに行き、供給開始してもらい生産再開したとのこと。つまり日本の技術が世界一という事を立証する事件だ。国の大きさだけで日本を見下す中国人が多いが日本にはそれに対抗する交渉、取引材料があるのを忘れてはならない。村田の中国工場は何とか生き残ったが最近はホンダ、パナソニックなど中国撤退企業が多いがその時の中国側との交渉にも日本の強みを交渉材料として忘れず、中国の弱みも忘れずその中国の弱みこそが撤退理由だと明言すべきなのだ。絶対に撤退理由を日本だけの自己都合にしてはいけない。とんでもない違約金、賠償金を取られるからだ。合弁契約に書かれた合弁解消時の条件をよく見て撤退理由を説明する必要があることは私の現役時代の中国現地生産会社の経験からいえる。

2026.2.14投稿