12/6の中国軍機による自衛隊機へレーダー照射した上にロックオンまでしたことは2014年に中国で日米中など21か国が決めたCUES(Code for Unplanned Encounter)に対するこの上ない違反である。この取り決めは海上で偶然出合った時に軍事衝突を避けるための行動規範であり、その最初の項目に「ミサイルや火器管制レーダーなどを向ける」とあり、続いて「人や装備品に被害を与えるレーザーを使う」「遭難時以外に信号用ロケットなどを発射する」の3項目が決められており、この最初の項目に該当している。しかも照準をロックオン(照準を合わせてさらにミサイルが自動的にこの照準を合わせながら狙った目標を追尾するように設定すること)までしたという事は発射ボタンを押しさえすれば撃墜できる体制だという、この上なく危険極まりない挑発だ。これを中国で決めたことを忘れたとは言わせないぞ。つまり中国はこの上ない無法者国家だという事を世界中にぶちまけてしまった。
さらに欧米では中国は経済的パートナーから安全保障上のリスクへと格下げされた。ザマーミロオ! 2025.12.10投稿12/11赤字追加