文芸春秋5月号に核の傘についての記事があり、どうやら幻想にすぎないという説が歴史人口学者エマニュエル トッドにより指摘されている。理由は極めて単純明快だ。「使用すれば自国も核攻撃を受けるリスクのある核兵器は原理的には他国のためには使えない」つまり「アメリカが自国の核を使って日本を守ることは絶対にありえない」と書いているのだ。核は持たないか、自前で持つかしか選択肢はないのだと。

 フランスのマクロンはフランスの核の傘を欧州の他の国にも広げることに言及したが無意味なだけでなく危険な発言だとしている。

 論より証拠、ウクライナは核をロシアに返還したのでロシアに侵略されてしまったのだ。

 だから核シェアリングという考えもナンセンスだとしている。結論として日本は核武装せよと書いている。私も同感だ。2025.5.7投稿