youtubeで見たタイ王国空軍博物館(ドンムアン空港近くにある)には旧日本軍機も展示。というのもなんとタイとは第2次大戦時は日タイ攻守同盟という軍事同盟があったとは!そのためか日本から大量の武器、兵器が供与または輸出されたというてる。

 NETで調べると確かに1942年12月に同盟を締結したがそれまでには日本軍がマレー進軍のために強引にタイを通過しようとしてタイ軍と小競り合いもあり、とても勝ち目なしとみたタイが同盟を受け入れたのが実情のようで、そのためか学生時代の日本史にも登場した記憶はない。

 そのため1942年1月にはタイも米英に宣戦布告したが駐米大使はアメリカへの配達拒否。結局タイは対日戦勝国とはみなされなかったとある。日本軍がタイに駐留しB29がタイを空襲した時に日本陸軍の隼戦闘機が迎撃したというのだ。墜落した隼のエンジン残骸が戦後のタイで見つかったことでも証明された。

 そんなわけでこの博物館に隼はないが99式高等練習機という日本軍機の実物が展示されているのだ。タイの親日の証というか、あの戦争の実態がこれで分かった。その他ここには日本軍機搭載の旋回機銃だとか89式固定機銃(機首または主翼に取り付けるタイプ)まで展示されている。

 一方ではアメリカのグラマンF8Fベアキャットという大戦末期の戦闘機も展示。そしてなんといっても極めつけはメクロン号と呼ばれるタイの海防艦で元は日本軍のものだが戦後も長く使用されたという。主砲は口径100mm、その他対空機銃や機雷発射装置付きで、銘盤には確かに1937年横須賀建造とある日本製だ。全長85m、乗員52名。日本では実物はおろか資料もほとんど見られない貴重な博物館だ。真実は人を自由にする。一見の価値がある場所。2023.11.23投稿