7/18付けのNewsweekによるとウクライナの反転大攻勢にもかかわらず成果はほとんど上がっていないと。理由は東部でロシアが冬の間に長さ10km以上の地雷源、塹壕、堡塁から成る防衛線を構築しているからだと。つまりロシア軍士気が高いのでも武器が潤沢でもないということだ。しかもワグネルの反乱というロシアのオウンゴールでロシアはにわかに形勢不利となった。

 ロシア軍は命令に従わないワグネルを敵視するという分裂状態であるからプーチンの権威は大きく損傷しており、まだウクライナの命運は分からないとしながらも戦争の成り行きを3つのシナリオでNewsweekは予測している。

 1.プーチンが保守派エリートから詰め腹を切らされ、後任が停戦を図る。ウクライナはクリミア奪還するというが疲弊してるのは間違いなく停戦に応じるかもと。

 2.プーチンが粘り腰で持ちこたえて来年3月の大統領選で勝つために大攻勢に出て成果が出てから停戦を図る。

 3.両国とも息切れで他国の仲介により停戦。

 

 Newsweek記事の筆者は3が良い(可能性が高いとは書いてない)というが、仲介国としてはアメリカ、中国、インド、トルコなどがあり得ると私は思う。仲介国はその功績で今後の世界的地位は上がるからアメリカなど西側から出て欲しいものだ。いずれにせよ日本も対岸の火事見物ではなく、ウクライナへ武器供与による積極的支援をすべきだ。2023.7.15投稿