福島原発事故の国の責任を認めない最高裁判決が出た。事故前に想定されていた津波に基づく津波対策をしていたとしても爆発事故を防ぐのは困難と結論づけた。困難である理由は津波の規模も津波の押し寄せる方向も想定外だからだと?

 しかし国策として原発を推進してきたのが間違いなのにその責任を取らぬで済ませるつもりか?そんないいかげんな国なのか日本という国は?

 

 地震大国に原発が無理なのは当時の国には分からなかったにもかかわらず「原発は安全」だと推進してきたのだがその責任は取らぬと?知らなかったでは済まされないのが常識だろう。

 原発は臨界という非常に微妙な、ピンポイントのようなバランスの上に成り立つ危険な技術なのも無視して、あるいは知らずして「安全だ」とだまし続けた国策の失敗を反省しろ。

 

 最も重要な事実は爆発原因は津波ではなく、地震の振動だけでも津波の原子炉到達前に炉の冷却装置が破壊されていたのが真の原因であり、東電はこれをひた隠しに隠して、想定を超える津波が原因なので防げなかったと責任逃れをしたという事実だ。

 

 最高裁はこの真実を知らないで判決したようだ。法の専門家にも技術上の真実を追求する責任を負わせるべきだろう。これ以上裁判で争えないとしても今からでも事実だけは知らせる必要がある。原発を推進してきたのは国だから責任無しはだれが見ても許されない、おかしい、狂っている。

 福島事故は津波ではなく直前の地震ですでに冷却機能を喪失していたことが政府の事故調査委員会のデータから分かるからだ。津波計に付いてる時計(原発から1.5km沖)は15:35分で津波第2波の記録があり、ここから2分後にその第2波が原発建屋に到達し、それは15:37となるのだが、実は15:35~36にすでに非常電源は喪失し冷却不能になっていたのだ。つまり津波のない地震だけでも原発はもろいので地震対策をしっかりする必要がある。

 その事実をやっと2012年2/5頃になって事故を調査する委員会に対し東電が再循環パイプが地震ですでに破損していた現場を見せずに隠したという事実が毎日新聞により公開されている。こんなうそつきと、それからうまい汁を吸い続けようとする自民でよいのか?2022.6.18投稿