トランプが中国による知的財産権侵害と貿易不均衡を理由に中国からの輸入製品の関税を上昇させたので、中国も報復措置と称して7/8からアメリカ製品の関税を上げたとケーブルテレビのニュースで報道されました。中国はこの貿易戦争はアメリカの仕掛けたものと宣伝していますが、そうではなく、アメリカの主目的は中国製品によるアメリカの知的財産権侵害による損害対策だと思います。つまり今回の戦争の本当の原因は中国製品によるアメリカ製品の権利侵害にあり、責任は中国にあるはずです。

知的財産権とは、特許権、商標権など、商品に使用されている製造技術、ブランド名、独特の商品形状などをいいますです。アメリカ製品の有するこれらの権利が侵害されているということは、特許使用料や商標使用料なしにただで勝手に中国製品にこれらの技術や商標が無断で使われているということです。普通なら使用料は製品売上高に対して何%(1~10%)という風にあらかじめ契約してから使わせてもらうのです。しかしこれら権利があるのを承知で、あるいは権利で保護されるということすら知らずに権利を侵している場合もあります。しかも中国からアメリカ向けの製品だけではなく、中国国内を含む全世界に販売されているものに適用されますから金額はとんでもない額になっていると想像できます。

 

知ったように書くのには訳がありまして、私が定年まで勤めていた会社の製品も良く中国製品に商標を無断使用されていました。中国では最初に販売され普及した機械だったのでその商標が中国で有名になっていたわけですが、勝手にそれを中国製の機械に使われてしまい、もちろん商標使用料など払わずにです。製造者を探して中止させましたが。生産台数の少ない機械ならその程度で済ませられますが、日用品などになると販売個数も金額も膨大となりますから、トランプがキレるのも今回は理解できるのです。

しかし法的対策としてはWTOなど国際機関に提訴する方法がありますが、日本製品も同様な権利侵害を受けているのは間違いないですから、この際日本も中国製品による日本の知的財産権侵害中止を申し入れると日米双方の利益になる。   18.7.9投稿