先の大戦前の昭和14/4に陸軍に召集された父は昭和15/6から19/2まで満州に派遣されました。その時撮った写真に当時の日本軍と現地の様子の一端が映っているのでご紹介します。

上は赴任直後の首都新京(現在の長春)の日本人学校で、こいのぼりを立てています 昭和15年

下は新京の公園で左の2人は支那人父子、隣は白系ロシア人です。当時の日本が満州建国の大義名分とした5族協和(満州族、蒙古族、漢人、朝鮮人、日本人)か?。昭和15

次は満人労働者とあるので後は日本が行う建設工事現場でしょう。昭和15

神社まで建てて秋祭り 昭和15.9.15

奉天駅には白人もいます。昭和166

ハルビンは白系ロシア人がいて、ロシア語の書かれた建築もあり、ロシア領みたい

土門嶺(吉林の近くと思われる)の現地人。白いドレスは横が割れているから明らかにこれは中国女性です。 昭18.6.6

下は満州陸軍航空軍部隊の開隊記念で、「撃てし止まむ」(うちてしやまん)という当時の標語がかかげられています。昭18.8.1     「満州レポートその2」に続く  2019.8.14赤字改定