アジアインフラ投資銀行(AIIB)を中国が来年設立をもくろんでいます。資金は500億ドルで最大50%まで中国がその株を保有します。インドを除くASEANが参加しますがヨーロッパも期限ぎりぎりで参加表明しました。イギリスは3/13に参加を申し込み、アメリカはこれを「継続的に中国の便宜を図るもの」と非難したが、イギリスは中国の投資を呼び込む必要があるとTIME誌は報じました。オーストラリアも韓国も中国への輸出では日本より利益を上げている事情があります。これらアメリカ同盟国はアメリカを遠ざけているのではなく経済力が分散してきた世界に適応するため断定的なことを避け態度を濁しているとしています。(U.S. allies are not shunning Washington. They are hedging their bets to adapt to a world where economic power is more widely distributed.)
すでに国際金融機関としてアメリカ主導のIMF、World Bank, アジア開発銀行がありますからこれを優先し、不便であれば改革すればいいので、わざわざ別の銀行を作る意図は?
中国の狙いはアジアでの覇権を拡大するため経済面でも主導権をつかみたいのでしょうが、それは表向きで、中国も日本と同様、GDPの2倍の累積債務超過なのです。この赤字をこの銀行から資金注入するため、アジアから集めた金で切り抜けるつもりでしょう。日本もGDPの2.4倍もの借金をかかえてますからここから低金利で融資してもらいますか?中国に借りを作るのは良くありません。だからアメリカはもちろん参加しませんし、日本も参加しない方が良いかと。
そうでなくても中国での日本企業の現地生産のため、中国なしでは日本経済は厳しい状況です。これ以上中国に日本の弱みを握らせるのはマイナスです。むしろ積極的に中国から引き上げるべきです。中国に儲けさせるからその資金で銀行を作ろうと言いだすわけです。
日本企業は他のアジアに移転するか、国内生産で雇用促進すべきです。国内生産でのコストアップを防ぐコストダウン技術でカバーする方法もあるはずです。
GDPの2.4倍もの債務は消費税アップじゃなく役人給料ダウンとか議員削減など税金の無駄遣い禁止で切り抜けないとだめです。 15.3.29投稿同日改定 15.3.30英文追加改定