NPO法人「食品と暮らしの安全基金」がチェルノブイリ原発事故(1986.4.26)から28年後の2012.5月~6月に行った現地調査報告書が食品と暮らし安全基金をクリックすると見られますが、その中の第1回と第2回の調査報告のみを要約でご紹介します。
1.  ウクライナの調査地域(コバリン、ストヴピャギ、モジャリ、ビグニ等)
これら地域の調査時の平均空間線量は0.115μSv/ (ちょうど1Sv/)であるが、事故当時には原発から数10kmの別の地域で被曝し、数年後に100200kmほど離れた避難地である上記調査地域に移住した人を調査したもの。
事故後生まれの子供から当時すでに大人だった人まで幅広く下記3.の被曝症状が出ている。日本の年間被ばく限度基準1Svの地域で被曝症状があることになりますが、もちろんこの平均値1Sv/年は調査時の線量であり、事故当時はもっと原発に近い所で被曝したが、その汚染値は書かれてないので、下記2.のブログにあるウクライナ汚染地図から推定してみると、調査地は事故当時で10万~60万Bq/㎡(福島市や飯舘村相当)、調査地の前に事故当時住んでいた地域は20万~1000万Bq/㎡と推定される。
 
2.コロステンの記事にあるウクライナ汚染状況地図(下記をクリックすると地図あり)・・・原発から140kmのコロステンで事故当時は20万ベクレル/平方m程度で福島市平均より少し高い。調査時点では高い所でも0.1Sv/h以下、事故から25年間でトータル15~25msv被曝と推定されている。以上は「慌てん坊将 弐拾壱」さんのブログ記事から引用[転載]映像報告「チエルノブイ・28年目のこどもたち」

映像報告「チエルノブイリ・28年目のこどもたち
3.    被曝症状・・・足首や関節、脚の痛み、脚の冷え症など脚が多い。女性は不妊が非常に多い。甲状腺異常、がん、心臓病もある。総じてがんよりも手足、内臓関係の病気が多いように思える。いずれも事故前に比較して急に増加した。
もう1つの特徴は子供の被害が大きい。これは親が被曝するとその人の子は胎内で内部被曝するからと思われる。  
4. 福島県で除染後1mSv/年の地域に戻ると上記のような状況になるのではないか?   14.9.15投稿