静岡県 熱海市 熱海サンビーチ
SONY α7s : ULTRON 35mm F1.7
昔読んだテーブルマナーの文献に
「スポーツを楽しくプレイするためにはルールをきちんと把握しておく必要がある。
お互いが勝手なプレイをしているとゲームの目的も曖昧になりスポーツはその意味を失う。
テーブルマナーも同じである。
『堅苦しいから勝手気ままな作法で食べれば良い』では楽しい食事にはならない。
食事を楽しむためには適切なテーブルマナーが必要である」
これに少し付け加えるとしたら、
必ずしも正式で完璧なルールが必要という訳ではないのだということです。
最低限、参加している人間が合意し得るルールであれば良いでしょう。
要は人間関係の諍いの元が出来なければ良いわけですから。
何についても言えることですが、
何かを楽しむということには少なからず技術や知識が必要です。
会社の同期で趣味がパチンコの人間が居るんですが
かつてその彼に少しからかいながら
「何故そうもパチンコに没頭するのか?」
と訊いたところ、
「多分、パチンコっていうのはこの世で一番『準備』が要らない娯楽なんだよ。
金持って駅前に行けば、それだけで楽しめるからね。
他の趣味って何かにつけて道具や技術や知識が必要だろう?
そういう煩わしいところが何も無いんだよ、パチンコには」
と返されて、当時非常に納得しました。
経験上、旅を楽しむ為にもある程度の準備は必要です。
道具の準備は多いに越したことはないですが
多すぎると移動の際の制約となり旅の楽しさを損ないます。
知識も多いに越したことはないですが
事前の知識は時に偏見となり「その程度なら訪れる必要は無いな」と
行動を抑制してしまいます。
インターネットで情報が氾濫する現代には特にこの点が問題かもしれません。
嗅覚は大切です。
事前の情報から面白そうな事を嗅ぎとる感覚です。
感性も大切です。
目の前に広がる景色の中から面白いと思える要素を探し出します。
旅は、映画のように誰かがプロデュースしてはくれません。
面白いものは、自分で探すしかないのです。
いわゆる観光スポットと呼ばれるところに行っても
それを楽しめるという保証はどこにもないのです。
旅行が楽しくなかったと愚痴る前に、
少し自分の中に欠けている何かを考えてみてはいかがでしょうか。
