京都マラソン | Canadaのブログ

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昨日、受付を済ませて、






本日は、京都マラソンに出走した。。。


スタート地点の西京極競技場に向かう!




この日を迎えるまでに、昨年末から腸脛靭帯炎を患い、針魔王さんの所で鍼治療を何度か受けたが、針魔王さん曰く、今の状態では完走も危ういだろうとの事だった。


また、練習するも2kmも走ると膝が痛みだし、走るのを止める日々が続き、結局練習もほとんどできていない。


しかし、だからと言ってエントリーしたレースから逃げるわけにはいかない!


着替えを済ませ、荷物を預けスタート地点の競技場のトラックに入った。






とにかく、消炎鎮痛剤(ロキソプロフェン)を飲んでスタート地点に立った。


スタートまでのセレモニーが始まり、今回の京都マラソンの開催日は、あの京都議定書を取り交わした日と同じと言う、「なるほど!」と思った。


昨年は3/10(3.11を意識した日程)だった。


そんな事を考えながら、セレモニーを見ていると、気がつけばスタート号砲が鳴らされた。

そして、5時間弱の長い旅が始まった。


トラックの中を抜け、道路に出た辺りから懸念していた右膝に違和感が現れだした。

走れなくはないので、そのまま走る事にした。


2kmを過ぎたあたりから、膝が痛みだしたが鎮痛剤が効いているのか、走れなくはない。


桂川沿いにでて、渡月橋をかすめ大覚寺前を通過し、広沢の池、仁和寺と進むが膝の痛みはあるが、我慢できない程ではない。


その後も金閣寺、平野神社、今宮神社過ぎ暫く走ると、鴨川沿いにでた。

この時点でも膝の痛みは我慢できる程度で、割と良いペースで走れている。


鴨川沿いを抜け、北山通りに差し掛かる。

少し走ると、ハーフ地点を通過した。

ハーフのタイムは、手元の時計で1:55(サブ4を十分に狙えるタイムだ!)、サブ4を狙えると欲が出てきた。


ハーフ地点から少し走ると、コース最難関の宝が池までの山登りだ!

この上りは、こたえた!

膝は悲鳴をあげだした。


宝が池の折り返し地点で、携行していたロキソプロフェン2錠を服用した。


その後山を下り、北山通りのいやらしい折り返しが連続する。

2つめの折り返しを過ぎた所で30km地点の表示を過ぎた所で、膝の痛みが限界を越えた。

幾ら我慢しても、走る事が出来ない状態なった。


仕方なく歩いていると、サブ4のペースメーカーに抜かれた。

その後は、再び鴨川沿い、河川敷と進むが、300m歩いては100m走る状態の繰り返しで、全く前に進めない。


その後も、走る事は無く歩き続けた。

今出川通りの京都大学の辺りも歩き続け、平安路宮まで来たところで、42kmの表示の前からせめて最後ぐらいは、走ってゴールしようと思い、走りだしたが50mも持たず、再び歩いた。


最後の曲がり角を曲がり、ゴール地点でカメラが構えているので、最後の最後ぐらいは走ってゴールしようと、膝の痛みをこらえて走りだした。


ゴールすると、主催者の京都市長が握手してくれた。


フィニッシャーズタオルをもらい、完走メダルを掛けてもらい、何とか長旅を終える事ができた。



辛かったが、ゴールすると感無量だ!

30km地点まではサブ4ペースだっただけに残念だが、4:41でゴールする事が出来た。



ゴール後、糺のモリック氏と落合会場を後にした。


糺すのモリック氏は、サブ4を狙っていたが、おしくも4:06でゴールした。


京都駅で、食事をして家路に着いた。