THE STROKES
世界的に成功するバンドというのは
唯一無二の良さや特徴を
ごくごく簡単な言葉で人に伝えられなければならないと思う
そうでないと興味の湧く人数も増えないし
感動が伝染していかないと思う
しかし他の人はどうかかわからないが
the strokesに関して僕はそういう説明は今までできなかった
メロディーがとりわけいいわけでも
テクニックがすごいわけでもない
キャッチーなギターリフがある訳でもない
脱力系の印象もパンク的なアツイ感じも印象に残る
言ってしまえば バンドを計る一般的な物差しのカテゴリーで
振り切れているものがないんだ
それは普通 致命傷である
しかしまとめて三枚聞いてみて感じたのは
ロックの本来のあり方や彼らの男気だ
彼らは決してぶれない
彼らは元来のロックに忠実だ
ひたすら単純にエイトを刻む
休符は滅多にない
普通 間が持たないから
エイトを単純に刻むだけのアレンジは勇気がいると思う
しかしそのギターを単純に刻むタッチの変化で
曲全体の感情の起伏が誰にでも簡単に伝わる
ダラダラエンディングをせず曲がスパッと終わる
しかも場面が展開するときフィルや切っ掛けを作らず
スパッと変わる
あとCDの録音状態
全てがドラムもボーカルもギターアンプから出てる感じの音
普通って言うか当たり前だけど
低音の楽器は低周波数の多い音色に
高温の楽器は高周波数の多い音色にする事で
アンサンブルに広がりが出るし
それを忠実に再現する為に
パートごとに独立して聞こえるように
日々レコーディング技術は進化してると
思うのだけれど
ストロークスは全てのパートを中域にぶつけている
ベースもギター見たいな軽い音色だ
だからリスナーがどんな劣悪なスピーカーで聴こうが
高価なスピーカーで聴こうが
そんなに音は変わらないと思う
そんな事に影響されたくないのか
唯一無二のサウンドがほしいのか
はわからないが
成功して レコーディングにかける費用も桁違いに
アップしてるはずなのにブレずにいる事に驚いた
エイトの事も 曲の展開の事も 録音状態の事も
彼らの人間性がにじみでてるんだと思う
すごく男気と言うかなんと言うか
迷いが全くない強さを感じる
『This is it?』
「Is this it」
出だしのテープを巻き戻す音が彼らを象徴してる
彼らは自分達の魅力というか自分達がすべき事がよくわかってる
なにがいいのかはっきり言えないが
i podのシャッフルでなかなか聴きたい曲がかからないとき
ふとかかってくれると嬉しい
Aメロの投げやりなベースラインにビビる
どこで完成したと決めたのだろう
「barely Leagal」
Aメロのメロディーの間に入るスネアのドドドが好き
サビで歌をなぞるギターが好き
こういうのも一般的にはアンサンブル広がらないから
日本人あんましやらないけど
おしゃれだと思う
「Someday」
この曲もメロをなぞるギターが好き
まあストロークスはどの曲もだけど
自分の過去を振り返ってる感じがする
一番と二番の間のドラムとベースだけの伴奏で
回想してる映像が浮かぶいい間だと思う
『Room on fire』
「What ever Happened」
ファーストの曲はたんたんと自分の過去を回想してるような
イメージの曲が多いけど
このアルバムはその回想してるなかから
何かアツイものを見つけてバンドがそれに反応するって感じ
歌詞内容と全然と違ってたらごめんなさい
出だしの「トコトコトコトコ」が最後のサビ前にも
唐突に現れて最後にドカンとサビに戻るのが痛快
「You talk way too much」
間奏のリードギター
女性が話をしてるのを表現してるのかな
それなのに出だしのギターが
太く激しいそのギャップがいい
「I can't win」
Aメロがメロディーというかセリフっぽいのがいい
『First impressions of earth』
この三枚の中で一番好き
「Juicebox」
パンクっぽくてかっこいい
でもちゃんとおしゃれな部分もある
「Razorblade」
珍しくAメロでベースが活躍してる
サビのメロディーが好き
エンディングでまさかのギターを歌がなぞる
「Fear of sleep」
ストーロークスの中でいまこれが一番好き
Bメロ?Aメロのあと唐突にエロい感じのベースが
入ってきて
うつろな感じの歌が入ってくるだけど
バンドがだんだんクレシェンドしていって
いつの間にか全員で最大音量でエイトを刻んでるのが気持ちいい
他にも自分がストロークスっぽいって思ってる
要素が詰まってる
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