4月の第2週まで外来がなくなった娘
なので大学の卒業式に参加することになりました。
入院するかどうかをずっと引きずっていたので、卒業式の準備は何もできずにいました。
「袴は着ない
ちょっといいフォーマルな服を買って着たい」
ということだったので
服と靴を探しにお買い物へ
食べ物以外のお買い物は久しぶりです。
娘としては、今の自分は仮の姿でなのでこの姿に合わせた高い服は買えない
となり、大学入学式のために用意したスーツで参加することにしました。
靴だけはフォーマルのものがボロボロになっていたので新調しました。
私は、なんだか前に進んでる気がしてウキウキ
だけど家に帰ってしばらくすると
「大学の卒業式って絶対参加しないといけないの?」
現実が迫って不安になってきたかな?
大学には特に仲の良い友人もいないし、キラキラしてみえる同級生を見るのが辛いのかな……
そんな中、遠方に暮らしている主人の両親から電話がありました。
娘1人が対応しましたが、
「卒業式はいつ?
職場は近いの?卒業式までに会えるかと思ったけど…」
など、色々話したようです。
主人の両親は極度の心配性なので、娘の病気のことは詳しく話していません。
私の妙なエゴで話していないのかもしれません。
何度も入院したこと、働けるかどうか分からない状況などは知らないので、当然のように話がでたのでしょう。
卒業、就職の現実が迫ってきて
「プレッシャーがすごい」
といいながら、いつも以上に鬼の形相で夜に食べていました。
逃げずに食べていた姿に、成長をかんじる