今日は11月から担当させてもらっている
西新宿のカルチャーセンターでのお仕事でした。
お陰様で大盛況!!( ´艸`)
まだオープンしたばかりで他の講座はなかなか集客が厳しいものの、
ピアノはご入会される方が多いらしく、嬉しい限りです
新宿という場所柄、外国人の方の生徒さんもいらっしゃいます。
今日体験レッスンにいらっしゃったのは中国人の女性の方。
すでに来日されて25年近くになるそうですが、
ご夫婦でそれぞれ会社経営をされているそうです。
その方はいつか会うお孫さんのために弾きたいとのことで
体験レッスンに来ていただきました。
日本人は
まず親がピアノを買う→ほらほらやりなさい→なんだかわかんないままレッスンに行く
→本人の自我が芽生えて嫌になる→やめる→ピアノもったいない
という例が多いですね、と。
中国人はとても物を大切にする民族ということもあり、
お孫さんに自分が弾いている姿を見せる→私もやりたい!→じゃあ買いましょ。
→とても喜んで自分から積極的に向かう→音楽が好きになってずっと続く
こうなったらとてもハッピーじゃないですか?
みんな嬉しいんです。だから習いたいんです。
って。
日本人の私には耳が痛いお言葉。
私自身は自分でやりたくてレッスンに通ってましたが、
無理矢理習わされている子供もいると思います。
「相手が物や人を好きになる環境になるように整える」
その方自身のこのような考え方がすごく好きだなーと思いました。
すごく前向きな考えだと思いました。
残念ながら曜日が合わず、今回は別の曜日にご入会されたようですが
ここらへんもはっきりしていて、
「私は経営者なのでタイムにはすごく厳しくしています。
それは自分のやりたいこと・仕事・生活・周囲のバランスを考えた上でのことです。
先生にお願いしたいのですが、残念ながら時間が合いません。」
とおっしゃってました。
この姿勢もすごく好き。
本来教える立場の私の方が、色々と教えられたような気がしました。
ピアノ教室といっても人と人との向かい合う場所、
音楽だけではない、すごく貴重な時間を過ごさせてもらった気がしました。
明日も楽しい生徒さんたちがやってきます
大変なこともあるけど、なんだかんだ楽しい仕事です














