夏休み後に 夏の実力テストを受けました。これは中学受験と関係なく一般的な小学生が受けるテストになります。

 

娘 「全然わからなかった」

 

そっかぁ。そうだよねえ。中々上手くいくわけないのは覚悟していました。

 

そして1か月後ぐらいに結果が返ってきた。

 

 私 「・・・・・・・・」

 娘 「やっぱり成績良くないよねぇ??」

 私 「かなりまずいかも・・・・」

 

 後日、この結果をもとに先生と面談をしました。先生は小学総合部担当で中学受験部の先生ではありません。

 

 先生 「娘さんの結果ですが、思っていたより低い結果でしたね。」

     「自習室で毎回頑張って勉強してましたから、もうちょっといい点数を取ると思ってたんですけど。」

  やっぱり他の子と比べて結果が出にくい子なのかもしれない。俺の遺伝のせいなのかな。

 

 奥さん 「やっぱり先生も教えてて、物分かりが良くないと感じますか?物覚えが遅くて理解するのも時間がかかるのは親として感じるんですが・・・」

先生 「確かに周りの子と比べれば時間はかかるかもしれません。ただ、一度定着するとその知識はかなり長いこと残っています。最初時間がかかるかもしれませんが、時間をかけて努力すれば必ず伸びると思いますよ。」

 

 なんて優しい先生なんだ。本当にありがたい。とりあえず今はダメかもしれないけど継続的に努力を続けて自然と結果がついてくることを信じて娘を応援することにした。

 

 2学期からも継続的に勉強。自習室で学年上の中学受験部の子たちと一緒に勉強する機会も多くなり、

 

 娘 「○○君とか○○ちゃんとかすごい頭いいんだよ。○○中学って知ってる?そこ狙ってるんだよ。」

私 「すげえな。それ県内トップクラスだよ」

娘 「私、その子たちと近くで自習してるんだ(笑)」

 

  娘の表情が明らかに変わっているのを感じた。中学受験というより頭いい人への憧れなのか。そして娘からこんな言葉がでてきた。

 

娘 「パパ、私も受験したい。馬鹿だし、できない子だけど頑張りたい。」

 

 それは以前に、いとこが中学受験に成功したことを聞いて中学受験に挑戦したいといった娘の言葉よりも重く強いものを感じた。

 

私 「本当に大変だよ。めちゃくちゃ頑張らないといけないし。」

娘 「頑張ってみる。」

 まさか娘がこんな感情を抱くとは思わなかった。この気持ちを持てただけでも本当にこの塾に入れて良かった。

とりあえず基礎固めを徹底して小学総合部での勉強に取り組んだ。可能なら算数は先取りして進みたかったのだが、やはり娘には難しか  

った。学校のテストは2年生の時は50点以下も時々とってきたが、3年の2学期は定期的に80点以上を取るようになった。間違いない。確実に成長している。娘も80点以上を意識しており、80点以下の場合はダメだったという認識を持つようになった。5教科から△が消えるかもしれない。

 

そして2学期の通知表が返ってきた。

 

つづく

 

 偏差値20台からの中学受験