おはようございます

平良です      vol.611

 

 

 

今回は

給与体系で違いを把握する

について書きます

 

 

 

最初に、

職能給と職務給の違いについて

説明します。

 

 

 

 

 

職能給とは?

労働者の職務を遂行する

能力を基準として支払う賃金のことです。

 

この場合の能力とは、

現在の職務に対して実際に発揮している能力、

および各人が潜在的にもっている能力を含む

総合的なものと解されています。

 

 

建前上は同一能力同一賃金ですが、

形態は次のようになっています。

 

(1) 学歴などによって区分し、その区分に応じる

(2) 個々の労働者を職務遂行能力別、

  能力段階別に区分し、それぞれ同一の賃金を支払う

(3) 職務給に職務遂行能力を加味する

 

 

 

 

職務給とは?

 

職務に応じて賃率を決定する賃金形態です。

 

組織における各種の職務内容や

責任の程度などを分析・分類して、

それぞれの職務を遂行するのに必要な

精神的・肉体的要件を定めて、

個々の職務の相対的価値を評価し、

職務別に評価に応じた賃率を決定しています。

 

そのため、

職務給には職務分析が必要であると

言われています。

 

 

 

職能給は人を金額で評価し、

職務給は仕事を金額で評価すると

言ったほうがわかりやすいでしょうか。

 

 

 

 

 

実はある会社で、

仕事の能力が低いため、

降格させられた社員がいます。汗

 

 

 

 

ここまではいいのです。うんうん

 

先日も書いた通り、

入社時に降格のことも説明されていれば、

問題になることは少ないです。なるほど

 

 

 

 

ただ、

この人事異動の際に、

職務内容も変わるので、

給料も下げています。あらま

 

 

 

 

 

この会社は職能給を採用していました。うなずく☆

 

 

 

 

この場合、

仕事が変わったとしても本人の同意なしに

給料を下げることはできません。びっくり

 

 

 

 

裁判でも

会社が負けている判例があります。orz

 

 

 

 

 

職務給が採用されていて、

入社時にその旨の説明があれば、

減給も可能でした。チェック♪

 

 

 

 

 

 

なので、

会社の給与体系は、

職能給なのか職務給なのか、

ちゃんと抑えておきましょう。重要

 

 

 

 

 

人事評価に影響します。ポイント2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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