日本人の侘寂文化は室町時代に足利義政が隠居生活を送るために、東山の奥座敷に銀閣寺を建立、現存する日本最古とされている四畳半の部屋がある。
一切の余計な装飾は取り除き、借景を額縁の中で楽しめるような間取りと中庭。
まさに引き算の美学、これに極まる。
しかも枯山水や銀閣寺は満月の夜が美しい。
銀箔を貼らずとも、まさに月光による美しき銀世界、金属の銀は酸化しやすく、すぐに輝きが失われてしまうが、満月の月明かりは色褪せない。
銀閣寺の美は天文学的な要素まで計算されて作られている。
ブラタモリでも銀閣寺を取り上げたが、足利義政が将軍職を辞し、東山の奥座敷に銀閣寺を建立、そこで隠居生活を送るのだが、きらびやかな京の都、京都御所や花の御所が山で隠れて見えない場所に隠居の地を構えた。
俗世を断ちたかったのか、都の喧騒を忘れて静かに隠居生活を送りたかったのだろう。
室町幕府八代将軍足利義政は次期将軍を巡り、応仁の乱を引き起こし、京の都を混乱に陥れてしまった。
弟を後継ぎの将軍にしようとしたら、嫡男が生まれた。
妻、日野富子は嫡男が将軍の後継者に、しかし既に弟を後継ぎの将軍に決めていたために、それに単を発して、山名vs細川の合戦となる、それが応仁の乱の原因とされていたが、実はこれを口実にして、以前から不仲な山名氏と細川氏が勝手に争いを始めた、という説もある。
足利義政は評価は低い、しかし自分の引き際を示して、京の都に平穏を取り戻したかったのではないか?
足利義政以前に室町幕府は初代将軍足利尊氏や金閣寺を建立した三代将軍足利義満の頃も実は不安定な幕府だった。
日本各地で悪政で庶民は貧困や飢餓、また豪族や大名による酷い仕打ちもあり、疫病も絶えなかった。
幕府の権威は失墜して、応仁の乱が手本となり、戦乱の世へ日本は突き進む…
足利義政は自ら権力から身を引き、後継者に新しき政策の風を期待しての引き際、しかし計算通りにはいかなかったから、足利義政は評価が低いのかもしれない。
足利義政は少なくとも質素でシンプルな侘寂の美を広めたのは、日本文化に侘寂の文化を根付かせたのは足利義政かもしれない。
文化人としてはとても長けた人物だったのかもしれない。
その侘寂の文化は茶道や華道、江戸時代に始まる煎茶道、寺院の枯山水、庭園文化、他、日本文化に引き継がれてますます発展した。
足利義政は引き算の美学、引き際の美学を自分なりに表現したのだろう。
銀閣寺には身分に関係なく、足利義政は招き入れたらしい。
おもてなしの精神も持ち合わせていたと思える。
今宵は満月を過ぎたが、月明かりに照らされた銀閣寺はさぞや銀世界に輝いていることだろう。
一切の余計な装飾は取り除き、借景を額縁の中で楽しめるような間取りと中庭。
まさに引き算の美学、これに極まる。
しかも枯山水や銀閣寺は満月の夜が美しい。
銀箔を貼らずとも、まさに月光による美しき銀世界、金属の銀は酸化しやすく、すぐに輝きが失われてしまうが、満月の月明かりは色褪せない。
銀閣寺の美は天文学的な要素まで計算されて作られている。
ブラタモリでも銀閣寺を取り上げたが、足利義政が将軍職を辞し、東山の奥座敷に銀閣寺を建立、そこで隠居生活を送るのだが、きらびやかな京の都、京都御所や花の御所が山で隠れて見えない場所に隠居の地を構えた。
俗世を断ちたかったのか、都の喧騒を忘れて静かに隠居生活を送りたかったのだろう。
室町幕府八代将軍足利義政は次期将軍を巡り、応仁の乱を引き起こし、京の都を混乱に陥れてしまった。
弟を後継ぎの将軍にしようとしたら、嫡男が生まれた。
妻、日野富子は嫡男が将軍の後継者に、しかし既に弟を後継ぎの将軍に決めていたために、それに単を発して、山名vs細川の合戦となる、それが応仁の乱の原因とされていたが、実はこれを口実にして、以前から不仲な山名氏と細川氏が勝手に争いを始めた、という説もある。
足利義政は評価は低い、しかし自分の引き際を示して、京の都に平穏を取り戻したかったのではないか?
足利義政以前に室町幕府は初代将軍足利尊氏や金閣寺を建立した三代将軍足利義満の頃も実は不安定な幕府だった。
日本各地で悪政で庶民は貧困や飢餓、また豪族や大名による酷い仕打ちもあり、疫病も絶えなかった。
幕府の権威は失墜して、応仁の乱が手本となり、戦乱の世へ日本は突き進む…
足利義政は自ら権力から身を引き、後継者に新しき政策の風を期待しての引き際、しかし計算通りにはいかなかったから、足利義政は評価が低いのかもしれない。
足利義政は少なくとも質素でシンプルな侘寂の美を広めたのは、日本文化に侘寂の文化を根付かせたのは足利義政かもしれない。
文化人としてはとても長けた人物だったのかもしれない。
その侘寂の文化は茶道や華道、江戸時代に始まる煎茶道、寺院の枯山水、庭園文化、他、日本文化に引き継がれてますます発展した。
足利義政は引き算の美学、引き際の美学を自分なりに表現したのだろう。
銀閣寺には身分に関係なく、足利義政は招き入れたらしい。
おもてなしの精神も持ち合わせていたと思える。
今宵は満月を過ぎたが、月明かりに照らされた銀閣寺はさぞや銀世界に輝いていることだろう。