セキヤノアキチョウジの花がまだ残っていた。
漢字で書くと関屋の秋丁子。シソ科。
この花と目的のトリカブトの花は見事な株になかなか出会えない。
草刈りに遭ったり、猪などに荒らされてしまったり…
ここはかなり暗い林道の下、辛うじて数輪咲いていた。
触ると零れ落ちてしまいそうな華奢な花だ。


深山を訪れた感じがする…
沢沿いなど湿気の多い土地に、樹木から垂れ下がる苔の仲間?地衣類?
キヨスミイトゴケの一種だと思われる。
高尾山周辺の沢沿いに多い。和名は千葉県の清澄山にちなむ。


段々と陽が高くなってきて、沢沿いに優しい日差しが降り注ぐ。
秋めいてきてかなり冷たくなった沢だが、陽が当たって温かさを感じる。






ヤマミゾソバ。
高尾山で発見されたミゾソバの仲間。
ミゾソバに比べて葉がややくすんだ緑、花は白味を帯びて茎が上に立ち上がる感じだ。(ミゾソバの花は赤味が強いイメージ)
イメージ的にはミゾソバより華奢な感じがする。

尚、ミゾソバは昔、救荒食糧に利用されたらしい。
タデ科。蕎麦に近い仲間。
ただ、蕎麦は比較的やせた土地でも育つのだが、ミゾソバは富栄養化気味の湿地を好むらしいから、高尾山周辺に生えているのはあまり望ましくないのだろうか?
ミゾソバならば別に高尾に行かなくても、目黒自然教育園や新宿御苑、水元公園、葛西臨海公園、大田区の洗足池や洗足流れなど、東京都心でも普通に見られる。
金平糖の様な形の美しい花だ。
別名、ウシノヒタイは葉が牛の額に似ているから。
ウシノシタイ(牛の死体)と長年覚えていた自分が恥ずかしい…



シロヨメナ。
秋の野菊の一種。
白嫁菜、白夜目菜とも書かれるらしいが、名の由来ははっきりしてないそうだ。
だが、白無垢が美しい嫁さんみたいな菜だって思ったら美しいかもね!
春先に若芽を摘んで食べる。
有名な食べ方は若芽を炊き込んだ嫁菜ご飯、嫁菜飯。
嫁さんが春先のまだ冷たい季節に手を真っ赤にしながら苦労して若芽を摘み、炊き込みご飯にしてくれたら…そりゃさぞかし美味いに決まってる!
嫁菜なんだろうな、恐らく…(笑)
古くは万葉集の時代から使われていたようで、オハギ、あるいはウハギと呼ばれていたとか。


高級な山菜のひとつ、モミジガサ。
キク科。
山菜名はシドケと呼ばれる。
近い仲間のヤブレガサも山菜。
ヤブレガサは春の新芽が妖怪の唐傘お化けみたいな破れた傘に似ているから、このモミジガサは葉がカエデの葉に似ているから。
モミジガサ(シドケ)の旬は東京、神奈川の平均では4月からGW頃まで。
ヤブレガサは3月頃から桜が散る頃まで。



俺はこのシダは好きだな!
武将の槍みたいだし(笑)
今放送中の大河ドラマならば、母里太兵衛とか加藤清正みたいな槍の名人が手にしそうな十文字槍の先みたいなイメージ!
ジュウモンジシダ。
シダ植物はもっともっと勉強したい。
高尾周辺もシダ植物は多いが、横浜市内の市民の森もシダ植物が豊かなんで…
ちなみに高尾山で発見されたシダ植物や高尾山固有のシダ植物もある。


コケとか地衣類とか…
今後の学習課題だな…(笑)
美しい苔なんだけれど…種類がわからない。


白い金平糖!(笑)


小下沢を後にする。
午前中の光が高尾山の森林を照らす。
中央本線の普通列車が甲州、信州方面へと向かって走って行った。


サネカズラ、別名ビナンカズラ。
この実から油を取って、鬢付け油にしたらしい。
常緑の蔓植物。
で、美男蔓。
和菓子の鹿の子みたいな実は真っ赤に熟す。
まだまだ熟してはいないようだ。
しかし、この植物も最近は関東各地でみられるようになったが、地球温暖化の影響であるという人もいるから、素直には喜べないのかも。


センニンソウの花がまだこんなに咲いていた!
8月から9月に咲く花なのに…
純白のレースみたいな美しい花。
キンポウゲ科のつる植物。


野草ではないが、シュウメイギク。
秋の花だ。
このシュウメイギクも最近は野生化している。


これもシュウメイギクかな
畑に咲いていた、赤くて八重咲きの花。
葉などを見るとシュウメイギクっぽいのだが?



続く