ラーメンと言えば北海道を思い浮かべる人も多いだろう。
味噌ラーメンで有名な札幌ラーメン、醤油味のスープが有名な旭川ラーメン、釧路ラーメン、塩ラーメンが有名な函館ラーメン、近年のカレーラーメンで有名な室蘭ラーメンなど。
北海道のラーメンが最も似合う男らしい男と言えば、網走刑務所を出所した男を演じた俳優の高倉健さんだろう。
高倉健さんが真冬の寒さ厳しい北海道をさすらい、さすらい道でたまたま目にした一軒のラーメン店を訪れ、味わいながら一杯のラーメンを黙々とすする姿は日本人なら、まして日本男児なら誰しもが憧れるのではなかろうか?
しかし、網走刑務所のそばに中華食堂やラーメン店はなく、あくまでも映画やドラマでの演出によるもの。網走ラーメンというラーメンは私が知る限りではまだ存在していないが、いつの日か網走特産の水産物を使用した網走ラーメン、もしくは他の形で網走オリジナルの網走ラーメンが誕生するかもしれない。

さて、前置きが長くなってしまったが、日本全国、いや世界中を巡り歩いても新横浜ラーメン博物館でしか食べられない札幌ラーメンのラーメン店がある。
その店は『らーめんの駅』
札幌ラーメンの名店『純連』『すみれ』流派の創始者である村中明子さんの店で、以前は札幌に出していた店を新横浜ラーメン博物館内に復活出店。
氷龍の如く!北条氏康!


今回注文したのは看板メニューでもある味噌ラーメン900円。
特徴は油こってり、濃い味、スパイシー。
味噌ラーメンのスープ表層はラードがたっぷりと覆っている。
レンゲでスープをラードの層より下からすくって味わうと、濃厚な味噌味とこってりな油が非常にマッチする。そしてニンニクと山椒の風味が後から追いかけるようにアクセントとなって飽きが来ない。
生味噌を火入れして作られた超濃厚な味噌味スープ。
この濃厚なスープに負けず劣らず、中太麺の縮れ麺がとてもスープに相性がいい。
ハードロック/へヴィーメタルの音楽にたとえるなら、スープがギターで麺がキーボードだろうか?
麺はかんすいが多めなのか若干、黄色味が濃い。だが、札幌ラーメン特有の麺であると思う。
『純連』で使用されているという札幌の森住製麺所での特注オリジナルか?
具材は丁寧に作り上げたチャーシュー、そしてメンマとネギ、挽肉、もやし、玉ねぎ、おろし生姜。
どれもが素晴らしく、濃厚な味噌味のスープがまるで豚汁のように飲み干せる。
氷龍の如く!北条氏康!


かなりこってりで濃厚な味噌ラーメンながらも、手間暇を惜しまずに丁寧な仕事をされた一杯。
美味しかったです。
ご馳走様でした。

ところで…
味噌味ですよ、味噌味!
私はアラフォーまっしぐら独身世代になってから、味噌味に魅力を感じるようになった。
そこで気づいたのだが、世間でよく言われているいい嫁さんになる条件として肉じゃがを極めろっていう風潮があるみたいだが、ホンマかいな?
肉じゃがをしょっちゅう食べたい人っている?
私は肉じゃがはしょっちゅう食べたくない。
肉じゃがなんて特別、食べたくもないけれど…
そもそも、お袋の味って肉じゃがなのか?
私にとってはお袋の味こそ、味噌味ですよ。
そして本当のお袋の味こそ、毎日味わう味噌汁ではないかと思う。
肉じゃがでご飯を食べるより、美味い味噌汁でご飯を食べる方がはるかに美味いでしょ?
日本人なら味噌汁は毎日飲んでも飽きないはず。
肉じゃがが上手に作れる女性より、私は味噌汁を毎日上手に作れる女性に魅力を感じるけれどなぁ。
私の理想の嫁さんは肉じゃがの作り方は知らなくとも、毎日の味噌汁とぬか漬け、上手に焼き魚が焼けて時々酒の肴にもつ煮込みが作れる女性だなぁ。味噌汁さえ美味ければ、おかずはめざしの焼いたもの、干物を焼いたもの、もしくは焼き魚に梅干とお新香とご飯だけで十分。
そのくらい女性に対して求める味噌味は日本男児たるもの、譲れないのでは?(←あくまでも個人的意見です。意見には個人差があります。個々の意見には対応しかねますのでご了承下さい(笑))