小春日和に降る雨・プロローグ
どうも、べれったです。
改めまして、艦これ2014年秋イベント『発動!渾作戦』に参加された
提督の皆さま、お疲れ様でした。
さて、今回のイベントは私も参加して、E-2までクリア、
一番ほしかった春雨ちゃんもゲットした訳ですが、ここまでの展開が
なんというか、SSが書けてしまいそうな内容だったんですよ。
『艦これ日誌』のおまけSSでは、提督と神通さんがケンカをしてしまう
展開になっていますが、出撃中、駆逐棲姫をほとんど神通さんが攻撃
してくれず、S勝利を逃したり、敗北したりして、イライラを募らせて
禿そうになりながらプレーをしていたのは実話だったりします。
もう諦め掛けて、投げやりになっていたタイミングで春雨ちゃんが
来てくれた時は、マジでこの子は天使か?って思いました。
そんな春雨ちゃんがうちの鎮守府にやって来た時お話を、
5回に分けて1本のSSにしてみようと思います。
タイトルは『小春日和に降る雨』。
艦これ2014年秋イベントの話であることと、タイトルの中に春雨(春と雨)の
文字を入れたいと考えたら、こんなタイトルになりました。
SSの構成は、プロローグ、前編、中編、後編、エピローグで、
最初から話数を決めて書いたり、少しミステリアス?な話もあったり、
春雨ちゃんと駆逐棲姫の関係、神通さんが駆逐棲姫を攻撃出来なかった
理由なんかをちゃんと書けるか不安になりますが、頑張りたいと
思います。
今までよりも挑戦して書いてみた感じになりますので、
変な部分が他の話以上に多いかもしれませんが、
広い心で読んで頂ければ幸いです。
※他の艦に対する呼称などは想像です。
艦娘のキャラ崩壊や提督のキャラがいい人過ぎるなどがあります。
提督の名前は作者と一緒だけど、似て非なる存在です。
あと、設定や世界観は独自の考えや『艦これ日誌』の設定に沿って
作成されていますので、予めご了承ください。
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【小春日和に降る雨・プロローグ】
わたしは最近、毎晩同じような夢を見ます。
夢の中に出てくる場所は、いつも同じ海域。
昼も夜も曇っているせいなのか、夢のせいなのか、よく見えないけど、
仲間たちと一緒に任務をこなしています。
水面を見ると、私によく似た子が映っています。
これはわたし?
それとも別人?
そして決まって、誰かがワタシたちの前に立ちはだかって戦闘になります。
これは演習?
それとも実戦?
ワタシは必死になって、仲間を守ろうと戦うけど、
ひとり、またひとりと消えていきます・・・
またみんなを護れないの?
またひとりぼっちになるの?
そんなのはイヤ、ひとりになるのはイヤ・・・
わたしは必死に相手に訴えたけど、その声は届いてくれません。
そして・・・
またひとりぼっち・・・
また冷たい海に沈んでいく・・・
夢の終わりは、いつもこんな結末。
こんな夢を毎晩見続けていました。
そんなある日・・・
その日は、夜戦になる時にはまたひとりぼっちになっていました。
そして、相手の攻撃を受けてワタシも沈んでいくはずでした・・・
だけど、誰かが私を引き寄せてくれました。
ワタシが沈まないように、強く、強く抱きしめてくれました。
その人は、ボロボロなのにワタシを抱きしめて泣き続けていました。
そういえば、この人は何故か、ワタシをほとんど攻撃してきませんでした。
そして攻撃するときは、いつも辛そうな顔をしていた気がします。
どうして・・・?
その人は、泣きながらワタシにこう言いました。
『もうあなたとは戦いたくない。。。
これ以上、あなたが傷つくのを見ていられない。。。
でも、助けてあげることができない。。。
助けてあげられなくて、ごめんなさい。。。』
そっか、この人はワタシを助けたかったんだ。
夢の中なのに、その人の温もりが伝わってくる気がしました。
あったかくて、やさしくて、心がどんどん満たされていきました。
『アリガトウ・・・。
さようなら・・・。』
この言葉が、その人に届いたかはわかりません。
でも、これ以上わたしはここにいられない。
このままだと、この人も一緒に沈んでしまう・・・。
ワタシは、その人をそっと突き放すと、海の中に沈んでいきました。
海面を見上げると、真っ暗なはずの海の中にやさしい光が
差し込んでいました。
夜なのに?
月は出ていないはずなのに?
『ツキガ・・・、月ガ、きれい・・・。』
わたしは、そう心の中で呟くと、夢から覚めていきました。
・・・・・
春雨「あれ?あさ・・・?
・・・ん?・・・え?」
ガバッ
春雨「大変です!今日から新しい鎮守府に配属でした!
そんな大事な日に、朝寝坊してしまいました!
配属初日から遅刻なんて、艦娘失格になってしまいます!」
これが現実のわたし、普段は絶対に朝寝坊なんてしないのに、
よりにもよって、配属初日に寝坊してしまう、ちょっぴりドジなわたし。
でも、準備は全部前日にやっていたので、なんとか間に合いそうです。
春雨「これでよし、新しい鎮守府には村雨姉さんや夕立姉さんたちもいるし、
頑張りますよ!」
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前編 |
改めまして、艦これ2014年秋イベント『発動!渾作戦』に参加された
提督の皆さま、お疲れ様でした。
さて、今回のイベントは私も参加して、E-2までクリア、
一番ほしかった春雨ちゃんもゲットした訳ですが、ここまでの展開が
なんというか、SSが書けてしまいそうな内容だったんですよ。
『艦これ日誌』のおまけSSでは、提督と神通さんがケンカをしてしまう
展開になっていますが、出撃中、駆逐棲姫をほとんど神通さんが攻撃
してくれず、S勝利を逃したり、敗北したりして、イライラを募らせて
禿そうになりながらプレーをしていたのは実話だったりします。
もう諦め掛けて、投げやりになっていたタイミングで春雨ちゃんが
来てくれた時は、マジでこの子は天使か?って思いました。
そんな春雨ちゃんがうちの鎮守府にやって来た時お話を、
5回に分けて1本のSSにしてみようと思います。
タイトルは『小春日和に降る雨』。
艦これ2014年秋イベントの話であることと、タイトルの中に春雨(春と雨)の
文字を入れたいと考えたら、こんなタイトルになりました。
SSの構成は、プロローグ、前編、中編、後編、エピローグで、
最初から話数を決めて書いたり、少しミステリアス?な話もあったり、
春雨ちゃんと駆逐棲姫の関係、神通さんが駆逐棲姫を攻撃出来なかった
理由なんかをちゃんと書けるか不安になりますが、頑張りたいと
思います。
今までよりも挑戦して書いてみた感じになりますので、
変な部分が他の話以上に多いかもしれませんが、
広い心で読んで頂ければ幸いです。
※他の艦に対する呼称などは想像です。
艦娘のキャラ崩壊や提督のキャラがいい人過ぎるなどがあります。
提督の名前は作者と一緒だけど、似て非なる存在です。
あと、設定や世界観は独自の考えや『艦これ日誌』の設定に沿って
作成されていますので、予めご了承ください。
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【小春日和に降る雨・プロローグ】
わたしは最近、毎晩同じような夢を見ます。
夢の中に出てくる場所は、いつも同じ海域。
昼も夜も曇っているせいなのか、夢のせいなのか、よく見えないけど、
仲間たちと一緒に任務をこなしています。
水面を見ると、私によく似た子が映っています。
これはわたし?
それとも別人?
そして決まって、誰かがワタシたちの前に立ちはだかって戦闘になります。
これは演習?
それとも実戦?
ワタシは必死になって、仲間を守ろうと戦うけど、
ひとり、またひとりと消えていきます・・・
またみんなを護れないの?
またひとりぼっちになるの?
そんなのはイヤ、ひとりになるのはイヤ・・・
わたしは必死に相手に訴えたけど、その声は届いてくれません。
そして・・・
またひとりぼっち・・・
また冷たい海に沈んでいく・・・
夢の終わりは、いつもこんな結末。
こんな夢を毎晩見続けていました。
そんなある日・・・
その日は、夜戦になる時にはまたひとりぼっちになっていました。
そして、相手の攻撃を受けてワタシも沈んでいくはずでした・・・
だけど、誰かが私を引き寄せてくれました。
ワタシが沈まないように、強く、強く抱きしめてくれました。
その人は、ボロボロなのにワタシを抱きしめて泣き続けていました。
そういえば、この人は何故か、ワタシをほとんど攻撃してきませんでした。
そして攻撃するときは、いつも辛そうな顔をしていた気がします。
どうして・・・?
その人は、泣きながらワタシにこう言いました。
『もうあなたとは戦いたくない。。。
これ以上、あなたが傷つくのを見ていられない。。。
でも、助けてあげることができない。。。
助けてあげられなくて、ごめんなさい。。。』
そっか、この人はワタシを助けたかったんだ。
夢の中なのに、その人の温もりが伝わってくる気がしました。
あったかくて、やさしくて、心がどんどん満たされていきました。
『アリガトウ・・・。
さようなら・・・。』
この言葉が、その人に届いたかはわかりません。
でも、これ以上わたしはここにいられない。
このままだと、この人も一緒に沈んでしまう・・・。
ワタシは、その人をそっと突き放すと、海の中に沈んでいきました。
海面を見上げると、真っ暗なはずの海の中にやさしい光が
差し込んでいました。
夜なのに?
月は出ていないはずなのに?
『ツキガ・・・、月ガ、きれい・・・。』
わたしは、そう心の中で呟くと、夢から覚めていきました。
・・・・・
春雨「あれ?あさ・・・?
・・・ん?・・・え?」
ガバッ
春雨「大変です!今日から新しい鎮守府に配属でした!
そんな大事な日に、朝寝坊してしまいました!
配属初日から遅刻なんて、艦娘失格になってしまいます!」
これが現実のわたし、普段は絶対に朝寝坊なんてしないのに、
よりにもよって、配属初日に寝坊してしまう、ちょっぴりドジなわたし。
でも、準備は全部前日にやっていたので、なんとか間に合いそうです。
春雨「これでよし、新しい鎮守府には村雨姉さんや夕立姉さんたちもいるし、
頑張りますよ!」
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