イギリスBBC制作

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「ディープ・ブルー」「アース」の英BBC製作によるネイチャードキュメンタリー。撮影日数3000日、総製作費35億円を投じ、地球の全大陸、陸・海・空に住む多種多様の生物がそれぞれの命をつないでいく様子を、最新のカメラシステムを用いて動物と同じ目線で撮影。生態の細部や決定的な瞬間をとらえた。2011年に設立50周年を迎えたWWFが製作協力。日本語吹き替え版は松本幸四郎、松たか子が親子共演でナレーションを担当し、人気バンド「Mr.Children」が主題歌を提供した。
                                ─エイガドットコムより─


≪ネット住民≫の対義語が≪リア充≫ならば、≪ペット≫の対義語は≪リア獣≫でどうでしょう。

ネイチャードキュメンタリーファン待望の新作『ライフ いのちをつなぐ物語』は、
そんなリアルな獣たちのリアルな生き様を観ることができる。

まず冒頭から、ヤドクガエルの子育てに驚かされる。
卵を産みおわった母親は、孵化するまで見守り続ける。
そして、孵ったオタマジャクシを今度は背中に張りつかせ、重なった葉の窪みにできた水溜りに移す。
産まれた子供をそれぞれ別の水溜りに移したら、巣立つまでエサになる無精卵を順番に与えて回る…。

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衝撃です…。両生類が子育てするなんて知らなかった…。

そんなヤドクガエルを筆頭に、驚きの暮らしぶりを見せてくれるリア獣たちが次々と登場する。

フサオマキザルのヤシの実の食べ方が人間的すぎる!
コモドオオトカゲの狩りの仕方が恐すぎる!
カイツブリのダンスが綺麗すぎる!
などなど…。

個人的に嬉しかったのは、アイベックスがとりあげられていたこと。一番好きなヤギ系!


文句なく凄いです。ただ、『アース』の時もそうだったけど、使いまわしが2か所あったのがなぁ…。
特に魚の群れを海鳥、イルカ、カジキが総攻撃する大スペクタクルは『ディープ・ブルー』からあったと思うなぁ。
本当に凄いから何度観てもいいっちゃいいけど、何度も何度も観てる側からすると、今回もコレ使うのかよっていうのはあるなぁ。
もうひとつの、ネズミがトカゲに追いかけられる映像にいたってはYouTubeでも観れたような…。

あと、日本版だけなんだと思うけど、本編の前後に余計なテロップが。
自然は大事みたいなメッセージ。はっきり言って台無し。そういうのは観て感じるものだから。


まぁでも凄い。リア充でもリア獣でもない筆者には、すごく響きました。

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かわいいっすなぁ…
映画を観るのは勿論だけど、映画の話をしている人達の話を聞くのがとても好きです。

基本的に頭が悪いので、映画を観てもポイントがずれてたりトンチンカンな感想を持ちがちな筆者。
それを、他の人の感想やプロの批評を見たり聞いたりすることで修正しています。
修正しきれていないことがほとんどだったりしますが…。

また、そういう勉強的な意味合いとは別に、単純に楽しいって思うんです。
名女優に恋していた話とか、憧れた俳優のカッコを真似していた話とか、知ってるうんちくとか。
普段、仕事以外で話さないようなおじさんとかが、ふいにそういう話をするとたまんないですね。
知らない人や場所の話じゃなくて、「映画」というその2時間弱を共有している事が嬉しいんです。
しかもビデオになっていれば観れるわけで、知らない映画でもあとで「これのことか」的に楽しめる。

だから、映画の話をしている人達の話を聞くのが好きなんです。

そこで、映画の話が聴けるポッドキャストを紹介します。



まずは『町山智浩のアメリカ映画特電』

毎回…は怪しいですけど、アメリカの新作映画を面白く紹介している、1回40分くらいの一人喋り。
まぁ、映画が好きな人はみんな聴いてるやつです。

≪筆者のおすすめ回はこれ≫

第29回トラウマ映画館④ 悪魔の女教師ジャンヌ・モローの『マドモアゼル』

町山さんが子供の頃観てトラウマになってしまった映画を取り上げるシリーズの第4弾。
まだこの映画を観てませんが、脳内には映像となって記憶されてます。という、話の上手さ。

第47回元祖ゾンビの巨匠ジョージ・A・ロメロが『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はネット時代に挑戦!

ゾンビ映画の歴史と楽しみ方をじっくり解説してくれます。『ゾンビとは』という授業のようです。

第59回『イントゥ・ザ・ワイルド』と『北国の帝王』の知られざる関係

最新映画とその原作の話、そして原作を書いた人の話と、それにまつわる名作映画の話。たまらん!

第61回トラウマ映画館『ある戦慄』はサブウェイ・パニック!

この映画も未見ですが、たぶん本編より町山さんの話から作り上げた自分の脳内映像の方が面白い。
そんな気がするくらい、この回は好きです。

第73回啓蟄と『恋はデジャブ』とニーチェ

映画におけるテーマとかメッセージっていうものを、とても理解できる回だと思います。
映画自体も地味だけどすごく面白い良い映画。生涯ベスト級になりました。

第83回サム・ライミひさびさのホラー映画『ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル』私を地獄に連れてって
こういう裏話、最高に面白い。直接、監督にインタビューしてるからこそのお話です。

第93回マイケル・マン監督『パブリック・エネミー』のほうが事実に近いがジョン・ミリアス監督『デリンジャー』のほうが真実に近い

にんじん食えないけど、ペースト状にしたものをスープに入れてたらしく…食えた。みたいな感じで、映画の話聞いてたのに、なんか知らない間にアメリカの歴史勉強してた、てな具合。

第107回『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら

批判と同時に対案を出す。ちゃんと面白い対案を。確かに面白いから凄い。もしドラ見習えぇい!



続いて、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルのコーナー『ザ・シネマハスラー』

この人は1日24時間を30時間にして使えるという能力者なんじゃないかと筆者は思っています。
じゃないと、観た・聴いた・読んだっていうモノの量がおかしい。

筆者が考える名作回と、そこにみる宇多丸さんの評論の特徴…

1、面白い映画は全身全霊で褒める

『十三人の刺客』
どういえばこの面白さ・興奮が伝わるだろうっていうのが感じられて楽しい。

2、酷い映画はクソミソに貶した上、イジリ倒す

『ACACIA』
酷いダメ映画を、観てみたくなるダメ映画にしてしまうのが凄い。こういうのは素人はできない。

3、本当に酷い映画は解剖よろしく分析した上、クソミソに貶しイジリ倒す

『20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗』
一番好きな回。つまらない以上に何がこの映画をダメにしているのかが、よーく分かる。
全体的にイメージしやすい言葉選びもすごく耳心地が良い。

4、難解気味の映画は素敵な見方を提案する

『インビクタスー負けざる者たちー』

ものすごく評判の良かった回。解釈が感動的なんです。
ただ、宇多丸さんはこれ以降「でも、だからこそ…」的な言い回しが多い。効くけど。

5、腹に据えかねた映画は根に持ち事ある度に引き合いに出し、クソミソに貶し直す

『映画けいおん!』
この回で、2009年に最下位にした『ROOKIESー卒業ー』を引っ張り出してきて、
「先生への感謝はこの距離感で示すんだよ、バカが!!放課後ティータイムを見習え!!」
と吠えた時は感動しました。
『ヒミズ』の脱・原発キックをかます窪塚君的に、宇多丸さんらしい気がしましたね、久しぶりに。



続いて、シネマ四の字固め

とある放送作家とディレクターの二人が、備忘録的にはじめた映画評ポッドキャスト。

面白いのは、リスナーからのクレームを読み上げてしまうところ。最近無いのかな?
そのクレームも、映画の解釈をめぐってっていうより、人としてのダメ出しみたいな。
本人の前で読み上げるからリアクションとかが最高です。
あと、居酒屋で駄弁ってる感じが身近な感じがしてホッとする。
宇多丸さんに、何故か敵対心をもってる感じも面白い。



続いて、シネマワーム

これも素人の映画評ポッドキャストかな。
映画の趣味がぜんっぜん合わないけど、一応こんなのもあります。



続いて、映画倶楽部

これはもう終わったのかな?バックナンバーは聴けると思います。
映画検定1級保持者が集まって、一つのお題で議論していく15分くらいの番組。あと川柳。



最後にこれ、事務局オフタイム

これは『午前10時の映画祭』でかかる作品を毎回ひとつと取り上げて熱烈に応援していく番組。
今年も『第三回午前10時の映画祭』やるみたいだし、観る前・観た後に聴くとすごく面白い。
名作を語るおっさん達って本当にいい。話してる内に楽しくなっちゃっていく感じがたまらん!
たまに、これを観てない奴はバカだ的な言い方をするのが少し気になるけど。

違う番組になるけど、これが好き。何度も聴いたなぁ。
『ジブリ汗まみれ』2010年2月9日の回。
「ある素敵な映画祭の事務局の方たちがれんが屋へ! 午前10時の映画祭、何度観てもすごい50本!今回はなんと75分の特別バージョン」
第1回午前10時の映画祭の開催に先駆けて、ラインナップされた映画について語っています。


以上、映画の話をする人達の話でした。


監督 アリスター・グリアソン

制作総指揮 ジェームズ・キャメロン

出演 リチャード・ロクスバーグ
   リース・ウェイクフィールド
   アリス・パーキンソン
   ヨアン・グリフィズ

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「アバター」のジェームズ・キャメロン製作総指揮による3Dアクションアドベンチャー。南太平洋パプアニューギニアにある孤島の洞窟を探検していたベテランダイバーたちは、探検中に巨大サイクロンに遭遇。チーム一丸となって洞窟からの脱出を試みるが……。主演は「M:I-2」「ムーラン・ルージュ」のリチャード・ロクスバーグ、「ファンタスティック・フォー」のヨアン・グリフィズ。監督は豪映画「男たちの戦場」のアリスター・グリアソン。
                               ─エイガドットコムより─


昨年、劇場で観ようかどうしようか一番迷った作品。3Dだったから。
2000円(3D料金)とか払わなくて良かったぁ。 …面白くない。

ナショジオっぽい海洋ドキュメンタリーテイストのパニックムービーと期待したら、
無名の俳優たちが岩だらけの空間でひたすら喧嘩と愁嘆場を繰り返す、せせこましい映画だった。

なんかネイチャードキュメント的映像が足りないっていうか、雑?
良かったのは大聖堂と名付けた巨大空間を見つけるまでで、あとは背景としての水と岩。
もうちょっと「その上はどうなってる?」とか「その穴覗くとどう見える?」てな具合に、
こっちも体感させる感じで見せて欲しかった。

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あとこの手の映画を観てて時々思うのが、そんなこと言わないって!しないって!ていう類のやつ。

今回で言うと、リーダー格のフランク以外の奴ら全員。
周りから冷酷非道な人間と嫌われていくフランクだけど、どう見てもフランクが全てにおいて正しい。
普通に良いリーダーなのに「悪魔め!」とか罵られるから、どんどんどうでもよくなっていく…。

特にヴィクトリアっていうふらっとついてきた女。
もうこの女、観ていてイライラする。全部お前のせいだー!っていう。

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あーBDで良かった!とか思ったけど、どうせ観るなら3Dで観れば良かったかも。と後悔。

脱出系パニックムービーなら、乗り物だけど『ポセイドンアドベンチャー』がお勧め。
沈没していく豪華客船が舞台。セットもアクションも人間描写もしっかりしてて超面白い!
大波で上下ひっくり返った船。その船内のビジュアルが見所。