そこに映っていた衝撃映像は、まさしくB君の家だったのだ!!
それも激しく燃えているのだ!!
私は飛び上がらんばかりに驚いた!
『なんや!どういうことや!!』
私は気が動転しながらも、画面を食い入るように見つめた!
報道によると、B君は自分で自分の家に火をつけ
その足で近くの警察署に自首したらしい・・・
私はなんとも言いようのない気持ちになった・・・
『あいつ・・・・』
それから月日が経ち、B君に懲役6年の実刑判決が下った!
延焼した家は、隣の家にも燃え移り、二軒の家が全焼した
この事件は私の仕事上で起きた事ではないが
なんともショックな出来事ではあった・・・
B君の心情もわからなくはないが、放火はいけない・・・
同業者である落札業者にも同情してしまうし
特になんの罪もない、延焼した隣の家の人が気の毒だ・・・
幸いなことにケガ人は、でなかったそうだ・・・
元店主も責任を感じていたのか、よく面会に行っていたそうだ・・・
そりゃそうだろう!家を買わせておいて、賃料を途中で打ち切り、リストラまでしたのだから・・・
後にこの元店主の店も潰れ、一家は、離散したと聞いた・・・
不動産の仕事を長くしていると、様々な境遇の人と出会う
私は、人それぞれの人生の修羅場を、縮図を、いやと言うほどたくさん見て来た・・・
もちろん、悪いことばかりではない・・・
しかしあまりにも近い距離で見てしまう、因果な商売でもある
それだけに不幸な現実に直面すると
『なんとかしてあげたい』との心情が込み上げてくる・・・
微力ではあるが私の仕事で
一人でも多くの幸せな家庭を築いてもらえるよう、日々精進していきたいと思う・・・