
当時妹は17歳、彼氏は6歳年上の23歳だった・・・
それにしても、妹が結婚するには早すぎる・・・
しかし私の母も17歳で結婚している・・・
これも血筋なのか、父も反対するおばあちゃんを説得して母と結婚しているだけに
反対する理由が見当たらなかったのだ・・・・
私は家を出ていたため、結婚相手を見る機会がなかったが
妹の彼氏は、度々来宅し父や母と何度も会い、すでに親しくなっていたのだ・・・
私はといえば、やはりまだ早いと思っており、あまり会いたくはなかった・・・
しかし妹から再三会って欲しいと懇願され、仕方無しに会うことになった・・・
当時私は19歳、やんちゃバリバリで眼つきも猛禽類に等しい・・・
ましてや、自分の可愛い妹を17歳で娶るなんぞ、言語道断!
いつもより険しい表情で、家で待っていた・・・・
定刻通り、その彼氏はやってきた・・・!
初対面・・・
部屋に入ってきた瞬間に目があった・・・!
私の目を見るなり相手は、怯んだ・・・
その瞬間に私は『しょぼっ!』と思い、もうどうでもいいような気になった・・・
何を話したか覚えていないが、必死に私に話しかけ
認めてもらおうとの姿勢だけは伝わってくるのだった・・・
今考えれば可愛そうなことをしたが、そのときは本当に複雑な気持ちだった・・・
彼氏が帰った後、私は妹に言った・・・!
『若くして結婚すると言うことは大変なことやぞ!お前にその覚悟はあるのか!』
『お兄ちゃん!覚悟はできてるよ!私頑張るから・・・!』
妹は、強い決意の瞳で私をみつめるのだった・・・!
その日を境に結婚の準備にも拍車がかかっていった・・・
といっても若い二人に、豪華な結婚式を挙げれるだけの資金もなく
彼氏も四国の山ん中から出てきて間がなく、借金こそなくても蓄えがそんなに
あるはずがなく、お互いの友人が集まり、手作りの結婚式をすることになった・・・
父が知り合いに頼み、自宅近くの商工会議所を安く借りられることになり
結婚式当日は、朝から彼氏の友人多数が設営など手際よく進め
素晴らしい結婚式を挙げることが出来たのだ!
その彼氏の友人たちを垣間見るにつけ『この男は中々人望があるな!』と
見直したものだった・・・!
順調に結婚生活をスタートさせた二人だったが
月日が経つにつれて、妹夫婦の間に新たな問題が勃発しだしたのだった・・・!