今日ではないですね…汗
相変わらずの時差ブログ…笑
木曜日のラジオのお仕事
ゲストは以前から何度かご出演をお願いしているボタニカルアートの画家
石川美枝子さん
今回は今月17日から始まるイギリスでの
日本人ボタニカルアーティストの展示
『フローラ ヤポニカ Flora Japonica』についてのお話を伺った
『キュー王立植物園』のお話
植物園と言うと美しい花や珍しい植物を眺めるだけの施設…というイメージ
しかしこのキューガーデンはもはや
植物園と言うよりイギリスの世界遺産、
そして植物学の大規模な研究施設となっており 世界にとって 人類にとって
重要な施設なのです
イギリス ロンドン郊外のキューにあるこの植物園は1759年に宮殿併設の庭園として始まり、すでに250年以上の歴史があり
2003年には世界遺産に登録されています
この宮殿併設の庭園当時の園長の
ジョセフ.パンクス卿は植物学者であり
キャプテンクックの科学調査船エンデバー号に同行して世界の植物を採集、調査した人物
エンデバー号とは…すでに歴史ロマンである
その後も植物の採集、調査 研究がされていくのですが そこにボタニカルアートと
深い関わりが出てくる訳です
当時の貴重な植物を記録として残す場合
当然写真などはありませんから
もっぱら絵画として記録していった訳です
そこで優秀な植物画家がどんどん輩出され
植物学とボタニカルアートは同時にその歴史を進めてきたのです
また1787年に創刊された 植物雑誌『ボタニカルマガジン』は約230年!もの間発行が続けられています
大英帝国時代に世界各国から集められた4万種以上の植物、標本室には700万種を超える標本も所蔵
さらに現在も植物の研究機関としての活動は続けられ 世界各国の植物の種子を収集、貯蔵するシードバンクでは現在、世界中の植物の約13% 約25000種を保存していて MSB(ミレニアムシードバンク)チームは2020年まで世界中植物の約25%を保存して行くことを目標としています
この中には絶滅の危機に瀕している貴重な植物や
人間の生活において有効に利用される可能性を秘めているものなど その価値は想像を超えるものとなります
また世界中の植物学の研究者や研究施設とも情報交換をしており 文字通り世界最高峰の植物研究施設です
そんな 植物の科学的調査 研究成果を活かして 地球環境保護にも力を注ぎ 絶滅の危機にある植物の保護育成し野生に戻したりするなど地球的な規模での自然保護 再生活動が世界遺産として認定されたのです
すっかり、自然保護となると熱くなってしまう私が力を入れ過ぎて長くなりしたが
汗
しかしながら この植物園は1日かけても周りきれないほどの広さの中に多くの貴重な、美しい、植物たちが溢れ 本当に楽しめるに違いない施設であるはずです
今回 この王立キューガーデンで
日本人ボタニカルアーティストによる企画展が開催されるのですが
場所はガーデン内の
シャーリー・シャーウッド・ギャラリー
このシャーリー・シャーウッド女史は
世界的なボタニカルアートのコレクターで彼女が収蔵するコレクションは世界中の植物園や博物館 美術館などで展覧会が開催されています
そして 彼女のコレクションの中には
今回のゲスト、石川美枝子さんの作品も含まれ 何度かご自宅にもいらっしゃったそうです
そんな ギャラリーの中で
現在キューガーデンでアーティストとして活躍する日本人の山中麻須美さんが
企画した『フローラヤポニカ』展が開催に至った訳です
企画の申請から5年という月日がかかったそうです
開催期間は
2016年9月17日〜2017年3月5日
半年間に渡っての開催
この企画展で披露されるのは 日本の固有種の植物です
日本はアジサイ、ユリ、キボウシ、ツバキなどの美しい野生植物に恵まれた国
それらの日本の固有種はシーボルトを代表とする植物学者たちによって紹介され
世界的にも評価される貴重な固有種の宝庫です
それらの日本の固有種を日本のボタニカルアーティストが作品にして 今回 展示するそうです
日本のボタニカルアーティストが世界的にも評価されてきている証です
最終的には36名のアーティストが3年間の制作期間で約80点の作品を制作
ギャラリー全館に渡って日本のアーティストによる日本の植物で埋め尽くされるのです
もし この半年の間でイギリスに旅行を企画されている方がいましたら
是非 オススメの展覧会です
しかし
私のようにとてもとても海外なんて
行く余裕ありませんよ〜
という方々!
安心して下さい
(もう古いかしら〜)
実はこの企画展 来年の秋
いくらか規模を縮小するかもしれませんが
上野の某博物館で
(そう!私の大好きな あの!博物館)
開催する事が決まっております
現在、日々私達に襲いかかる異常気象による災害…大雨や河川の氾濫 今まで経験した事のなかったこれらの異常気象が
地球温暖化が顕在化している事の証拠だとするなら
せめて 私達は色々な事を見て、感じて、
何かするべき事は無いのかを
学ばなければ
そのツケは未来の子供達達が払う事になります
生き物も自然も地球も
全てが血管のように繋がっていること
真剣に考えないとね…





