人があふれるこの街は全てがせわしく動く。
人も街も建物も 車も電車も電灯さえも
毎日休む事はない。
眠らぬ街といわれるくらい
常に走り止る事はほとんどない。
そんな中でボクは止まる。
例えばスクランブル交差点。
その真ん中で立ち止まる。
「邪魔だ」といわれると思いきや、
案外誰の邪魔にもならない。
誰の目にも留まらない。
ボクのたたずむすぐ隣を
大勢の人が通り過ぎてく。
真ん中って空いている。
こんなに沢山の人がいるのに
真ん中だけは誰もいない。
だから人の心の真ん中も
いつも空いているのかな。