先に書いた

「西九州新幹線は、なぜ、ミニ新幹線で建設しなかったのか」

「ミニ新幹線」について

説明します。


なぜ「ミニ」新幹線と

言うのか。


●●ミニ新幹線の

山形新幹線

秋田新幹線

は、

福島駅-新庄駅間の奥羽本線

盛岡駅-大曲駅間の田沢湖線

大曲駅-秋田駅間の奥羽本線

在来線のレール幅の1067mmを

1435mmに変えただけで、

在来線の奥羽本線・田沢湖線と

何ら変わりありません。


◆田沢湖線は単線です。

◆福島駅-新庄駅間は、

単線と複線がまだらにあります。



◆ですから、

福島駅-新庄駅間

盛岡駅-大曲駅間

大曲駅-秋田駅間

レール幅1435mmの

在来線という見方です。


◆ですから、

福島駅-新庄駅間

盛岡駅-大曲駅間

車輪幅1435mmの車両の

各駅停車の普通列車も

走っています。


◆大曲駅-秋田駅間は、


新庄駅-大曲駅間は、

新幹線は走らず、

普通列車しか走っていませんから

レール幅は、1067mmです。


それで、新庄駅から秋田駅まで

直通の普通列車が走っていますから、


大曲駅-秋田駅間は、

単線の1067mmと単線の1435mmの

並列区間で


普通列車は、1067mmを走り

秋田新幹線は、1435mmを走ります。


◆大曲駅-秋田駅間の

神宮寺駅-峰吉川駅間は、

1435mmの複線区間で

秋田新幹線のすれ違いが見られます。


◆神宮寺駅-峰吉川駅間は、

1435mmの複線区間ですが、

片側は1435mmと1067mmの

3線軌道になっています。



◆ちなみに、

仙台駅-羽前千歳駅間の

仙山線が山形駅まで

乗り入れていますから、


仙山線は1067mmですから、

羽前千歳駅-山形駅間は

レール幅

単線の1067mmと

単線の1435mmの

並列区間です。


単線の1067mmは

仙山線・左沢線の車両が走り、

単線の1435mmは

奥羽本線の普通列車と

山形新幹線が走ります。



◆ですから、

福島駅-新庄駅間

盛岡駅-大曲駅間

大曲駅-秋田駅間

は、

在来線と何ら変わりありませんから、


山形新幹線・秋田新幹線の

福島駅-新庄駅間

盛岡駅-秋田駅間

は、

最高速度は、

在来線特急と同じ

時速130キロ

です。


*山形新幹線、福島駅-新庄駅間

秋田新幹線、盛岡駅-秋田駅間

特急料金は、在来線特急と

同じ特急料金です。

(東北新幹線の特急料金より安い)



◆山形新幹線・秋田新幹線の

車両のサイズも

在来線の車両と同じ

全長20m、全幅2.9mです。


◆ですから

福島駅-新庄駅間

盛岡駅-大曲駅-秋田駅間

在来線と何ら変わりありませんから


駅のホームのサイズは

在来線と同じですから

ホームの拡張はしていません。


*通常の新幹線のサイズは

全長25m・全幅3.8mです。


◆だから、

在来線を走る新幹線だから

「ミニ新幹線」になるのです。


山形新幹線の福島駅-新庄駅間

秋田新幹線の盛岡駅-秋田駅間

最高速度は時速130キロ

車両サイズは、在来線と同じ

なので

「ミニ新幹線」に

なるのです。



◆ですから

山形新幹線・秋田新幹線の

車両サイズが小さいため

山形新幹線・秋田新幹線が

東北新幹線の駅に停車するときは、


車両サイズが小さいため

車両とホームの間に隙間が開くため


山形新幹線・秋田新幹線の

車両は

東北新幹線の駅に停車する時は

扉の下にステップが出ます。