長山洋子さんは、
1984年、16歳の時に、
演歌歌手でデビューするはずでした。

その時のデビュー曲が
「雪国」です。

しかし、「雪国」という曲が、
出来上がっていたにもかかわらず、
直前になって、
アイドル歌手で
デビューすることになったのです。

そのアイドル歌手でデビューした
デビュー曲が、
「春はSA・RA SA・RA」でした。

それで、「雪国」は、
お蔵入りになり、
幻のデビュー曲に
なってしまったのです。

私は、なんとか「雪国」を
聴くことはできないものか、
と色々、調べたら、

「長山洋子 市川昭介メロディーを唄う」
というCDに
「雪国」が、
入っていることが分かりました。

「長山洋子 市川昭介メロディーを唄う」
というCDは
1998年に発売されたCDで、

私は、このCDを
Amazonで、中古CDで、
購入しました。

このCDの「雪国」を
聴くと、

市川昭介作曲だから、
やはり、いい曲なのです。

だけど、16歳の長山洋子さんが
歌うはずだった曲ですが、
大人っぽい曲ですね。

私の、このブログでは、
写真は載せられないので、
「雪国」の歌詞を書きます。

「雪国」
作曲 市川昭介
作詞 阿久悠

あなた寒がり 冬には来ない
子供だましの 言葉が憎い
雪をかぶった ポストの口に
落とす手紙が コトリと響く
チラリチラリと 最後の雪が
髪を飾って 涙に解けて
もうすぐ春ですよ
待つ身は終わります

小指ばかりが 火照って熱い
足が寒くて 眠れぬ夜も
雪見障子で 揺らめく月で
拾い読みする あなたの手紙
ハサリハサリと 雪跳ね除ける
笹の音する 夜更けに想う
もうすぐ春ですよ
待つ身は終わります

ハサリハサリと 雪跳ね除ける
笹の音する 夜更けに想う
もうすぐ春ですよ
待つ身は終わります


●結果論だ、
と言われるかもしれないが。

長山洋子さんは、
「春はSA・RA SA・RA」で、
デビューしたけれど、
アイドル時代は、
ずっと売れなくて、

時代劇ドラマの「三匹が斬る」に
レギュラー出演したり、

大映テレビドラマの
「ヤヌスの鏡」の
主役の杉浦幸の
同級生役で出演したり、

長山洋子さんは、迷っていました。

やっとヒットしたのは、
いわゆるディスコサウンドの
「ビーナス」(アメリカのカバー曲)

長山洋子さんは、
英語が得意だから、
「ビーナス」の英語バージョンも
CDに収録されています。

アイドル時代は、
ずっと売れなくて、
はたして、
アイドルでデビューしてよかったのか
「?」が付きます。

長山洋子さんは、
25歳で演歌に転向して
演歌、最初の曲が
「蜩」(セミの蜩(ひぐらし))

「蜩」が、ヒットしてよかったですが。

長山洋子さんは、
16歳で「雪国」で、
デビューしていたら、
どうなっていたでしょう。