●休校要請「地方を蹂躙」「総理は責任負わぬ」 湖南市長

2月28日 13:31

 滋賀県湖南市の谷畑英吾市長は28日未明、フェイスブックに「全国の首長に告ぐ」と題して「学校の臨時休業の権限者は設置者である。

(中略)総理は責任を負わぬ。大切な事なのでもう一度言う。

総理は責任を負わぬ」
と投稿した。

 その数時間前には
「内閣総理大臣による地方自治への不当な介入であり、土足による蹂躙(じゅうりん)でもある」

「内閣総理大臣は『要請』と言いながら、

無批判なマスコミを通じて
『事実上の命令』を下したのも
同然なのだ」と、

首相の要請を強く批判した。

 また休校だけでウイルスの感染は防げないとし、
「なぜ学校だけが閉鎖されるのか。

それは自治体には言いやすいが、

経済活動や流通活動を止めろと
経団連に対しては言えないからではないか」

「本来は、経済活動を止め、流通活動を止め、
人の移動を止めて
子どもたちの受け皿を作ったうえで
学校を閉鎖すべきだったのだ」
などと訴えた。

(筒井次郎)

■朝日新聞社

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