樋口新葉さんが、
オリンピック代表落選を
ツイッターに、悔しい気持ちを
書いたが、

これは、樋口新葉さんの
イメージが悪くなりますよ。

小塚崇彦さんは、
オリンピックの代表を選ぶのに、

全日本選手権の順位から
順当に選んだのは、
正解だった、と述べている。

アメリカは、
オリンピックの代表や
世界選手権の代表を
選ぶのは、
全米選手権の一発勝負です。

それまでの成績は、
一切、考慮せず、
全米選手権の一発勝負です。

だから、いくら、
グランプリシリーズなどで
成績が良くても、

全米選手権でミスをして、
上位に入らなければ、
オリンピックの代表には
選ばれません。

アメリカは、とにかく、
全米選手権の一発勝負なのです。

日本も、アメリカみたいに、
全日本選手権の一発勝負に
すればいいのに、

それをやらない。
(これが、日本人の
国民性なのですね)

だから、今回の樋口新葉さんの
ようなことが起きるのです。

全日本選手権の順位
1位 宮原知子
2位 坂本花織
3位 紀平梨花
4位 樋口新葉

樋口新葉さんは、おそらく、
全日本選手権、4位でも、
今までの成績を考慮して、
オリンピックの代表に
選ばれるものと
思っていたのでしょう。

そこが、
日本スケート連盟の
悪いところです。

アメリカみたいに、
全日本選手権の一発勝負にすれば、

樋口新葉さんも、
全日本選手権4位だったから、
一発勝負だから、
オリンピック代表には選ばれないな、

初めから分かっているのです。

日本スケート連盟は、
罪作りなことをやります。

一発勝負にしないから
いけないのです。

一発勝負にすれば、
全日本選手権で、ミスをした人は、
代表に選ばれない、
と、誰もが、納得するのだから。

今回の樋口新葉さんのようなことは、
起きない。

日本スケート連盟は、
アメリカみたいに、
なぜ、全日本選手権の
一発勝負に、しないのか。

(一発勝負に、しないのが、
日本人の国民性なんですね)


トリノ五輪の代表を選ぶ時も、
安藤美姫さんは、
全日本選手権6位だったのに、
トリノ五輪の代表に選ばれてしまった。

それで、トリノ五輪代表に
落選した、中野友加里さんは、
悔しい思いをしたのです。

バンクーバー五輪の時も、
それまで目立った成績を
残していなかった
鈴木明子さんが、
台頭してきて、

中野友加里とは
全日本選手権で、
ほんの僅かの差で、
中野友加里さんを上回り、

鈴木明子さんが
バンクーバー五輪の代表に
選ばれたのです。

ここでも、中野友加里さんが
悔しい思いをしているのです。

鈴木明子さんと中野友加里さんは、
今回の
坂本花織さんと樋口新葉さんに
似ていますね。

坂本花織さんは、
シニアに上がるのが
1年遅れていて、
悔しい思いをしているのです。

同い年の三原舞依さんが、
先にシニアに上がって、
坂本花織さんは、
悔しい思いをしたのです。


結局、中野友加里さんは、
一度も、オリンピックに
出ることなく、
引退しています。

中野友加里さんが、
トリノ五輪に出ていれば、
安藤美姫さんの15位よりは、
もっと上位の順位になっていたでしょう。


樋口新葉さんも、
樋口新葉さんの性格かも
しれないが、

そこは、悔しい気持ちを
表に出さない方がいい。

表に出したら、
樋口新葉さんの
イメージが悪くなります。

悔しくても、そこは、
黙って、気持ちを押しこらえて。

樋口新葉さんは、
フリーで、3Lz+3Tを2回
跳びます。

以前は、
3Lz+3Tと
3Lz+3Lo
だったが、3Lz+3Loは、
難しいので、
3Lz+3Tを2回に変えたのです。

3Lz+3Loの方が基礎点が
高いのだから、
また、3Lz+3Loに
チャレンジすればいいと思う。

小塚崇彦さんも述べているが、
3Aにもチャレンジすれば、いい。

樋口新葉さんは、
世界選手権の代表に選ばれている。

世界選手権で、
樋口新葉さんは、
3枠を取ればいい。

前回の世界選手権で、
樋口新葉さんが原因で、
2枠になってしまった。

だから、今度は、樋口新葉さんが
世界選手権で3枠を
取ればいい。



◆だから、私(ロクハン)は、
オリンピック反対論者
なのです。

4年に1度、というのは
良くない。

だから、オリンピックは、
毎年、開催すればいいのです。

4年に1度だから、
悲劇が起きるのです。

北朝鮮情勢で、
平昌オリンピックが
中止になれば、

モスクワオリンピックの時のように、
涙を流す選手が、
たくさん出てしまうのです。

モスクワオリンピック
ボイコットのために、
モスクワオリンピックの代表に
選ばれていた選手が、
結局、一度もオリンピックに
出ずに、引退した選手が
たくさんいたのです。

平昌オリンピックが中止になれば、
モスクワオリンピックの
繰り返しになるでしょう。

だから、オリンピックは、
毎年、開催すべき、
と言っているのです。


毎年、開催すれば、
中野友加里さんや
樋口新葉さんのようなことは
起きないのです。



●樋口新葉、253文字の“倍返しの決意”
「何があっても明日は必ずやってくる」

12/25(月) 10:08配信

平昌五輪代表権逃し、胸中をツイート
「これから倍返しの始まりだ」


樋口新葉【写真:Getty Images】
 フィギュアスケートの全日本選手権は24日に閉幕し、来年2月の平昌五輪の代表選手が発表された。

注目されていた女子は全日本選手権Vですでに内定していた宮原知子(関大)とともに
坂本花織(シスメックス)が選出。

樋口新葉(日本橋女学館高)は惜しくも漏れた。

樋口は24日深夜にツイッターを更新し、253文字の胸中をつづった。

【画像】息が苦しいほどの熱いハグ!? メドベージェワはいたずら笑み…樋口が公開した“熱すぎる抱擁2ショット”の一枚

 樋口の名前がコールされることはなかった。

全日本選手権、全種目の競技後のリンクで行われた代表発表。

女子で宮原とともにコールされたのは、
今大会2位に入るなど、急浮上していた坂本だった。

 樋口はツイッターを2回に分けて更新。
以下のように胸中をつづった。

「何があっても明日は必ずやってくるし、
諦めなかったらいつかいいことあるって信じて
この先どんなに辛いことがあっても今日の
ことがあったから頑張れるって思えるようにこれから倍返しの始まりだ。

大変だ、だけど四年もかけてじっくりじっくり煮込むからきっと美味しくなるね。」

「悔しい、もちろん悔しい、でも前を向くしかない。

後戻りもできなければ未来も見ることができない。

大きな夢ってこういうこと。
何があるかわからない。
でも人生でこんな経験できるのって大切なこと。
ありがとう。まだこれで終わりじゃない。
次があるんだ。やってやろう。」

 当落線上で落選しながら「明日は必ずやってくる」と受け止め、
「これから倍返しの始まりだ」と巻き返しに意欲を見せている。

さらに「悔しい、もちろん悔しい、でも前を向くしかない」と本音を覗かせながら、

「でも人生でこんな経験できるのって大切なこと」
「まだこれで終わりじゃない。次があるんだ。やってやろう」と締めくくっている。


 今回、男子の3枠目以上に微妙な選択を迫られた。

GPファイナルに進出し、当初は優位とみられていただけに

253文字に込めた胸中は複雑なものがあっただろう。

しかし、まだ16歳。高校2年生には、成長の余白が残されている。きっとまた強くなって帰って来る。

ジ・アンサー編集部
●文 text by The Answer





●全日本重視の五輪代表選考うれしい
/小塚崇彦

日刊スポーツ (12/25 11:20)

 日本スケート連盟は24日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた全日本選手権終了後、18年平昌(ピョンチャン)五輪代表9人を発表した。

 ◇  ◇

 今回の女子の代表選考は難しかった。

全日本の結果、演技内容は坂本選手。

ここまでの実績を評価するなら樋口選手だった。

そんな中、全日本の結果が重視されたのだろう。

全日本という大会が日本人選手にとって価値のある大会だということが認められ、個人的にはうれしく思う。

 樋口選手は、とても悔しいと思うが、3月の世界選手権に選ばれ、

またトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦するという次の目標もある。

まずは休んで気持ちを切り替え、次の挑戦へ向かってほしい。

今シーズンは五輪に向けて頑張っていたので、燃え尽きて次になかなか気持ちは向いていかないかもしれないが、

そんな時には周りの人たちにしっかりサポートしてもらいたい。

 羽生選手の選出は実績からみて当然と言える。

なぜ選ばれたかは本人が一番分かっているだろう。

彼の目標に向け、そのレベルまで戻してくれることを期待している。

(10年バンクーバー五輪代表、11年世界選手権銀メダリスト)