浅田真央さんは、本当は引退したいのです。

しかし、日本スケート連盟が引退させてくれないのですね。

浅田真央さんは
「カネのなる木」だから。

財政の乏しい日本スケート連盟は、浅田真央さんに辞めてほしくないのです。


だから、中間を取って
「休養」という形を取ったのです。

そして今シーズン復帰したけれど、グランプリファイナルは、胃腸炎で調子が悪かったから成績が悪かった、と言われているが、

私が感じるのは、浅田真央さんは、3A(トリプルアクセル)に頼るしかないのです。

浅田真央さんの3Aの生涯成功率は、30%です。

そんな低い成功率の3Aに頼らざるを得ないのです。

それは、ジュニアを含めて、今の女子選手のほとんどが、3Lz+3Tを跳びます。

しかし、浅田真央さんは、3Lz+3Tを跳びません。

3Lzにeが付くからです。

今回のグランプリファイナルのフリーで3Lzにeが付かずに減点になっていました。

それは、eが付かなかったけれど減点になったのは、エッジを意識し過ぎているからです。

そのように、浅田真央さんは、3Lzは、まともには跳べないのです。

浅田真央さんの3回転+3回転は、3F+3Loです。

しかし、今回のグランプリファイナルでも、3Fも 3Loもアンダーローテッド(記号「<」)の回転不足の判定でした。

浅田真央さんは、
3Aは、30%の低い成功率
3Lzにeが付く
3F+3Loに回転不足が多い
3Sが苦手
3Tが苦手

という浅田真央さんです。

若いジュニアたちが、当たり前に、3Lz+3Tを跳ぶようになって、

浅田真央さんは、それに対抗するためには、基礎点の高い、成功率の低い 3Aに頼るしかないのです。

このゲンダイネットの記事にも書いているが、

浅田真央さんは、もう、高いPCS(演技・構成点)に頼ることが出来なくなっているのです。

それでも、あの浅田真央さんのルックスと真面目な性格で人気があるから、

日本スケート連盟は、
収入源として、浅田真央さんに辞めてほしくないのです。

浅田真央さんが試合に出れば、観客が入る。

浅田真央さんがCMに出れば、ギャラの何割かは日本スケート連盟に入る。

テレビ放送すれば視聴率が取れる。

そんな浅田真央さんに日本スケート連盟は、

まだまだ、辞めてほしくないのです。

浅田真央さんは、本当は辞めたいのです。



●Yahoo!ニュース
●GPファイナル最下位で涙…浅田真央に「引退危機」再び

ゲンダイネット
 [12/15 09:26]

今でも表現力は日本人随一だが…(C)日刊ゲンダイ

いよいよ「引退」の二文字がよぎってきた。

スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。

12日(日本時間13日未明)の女子フリーは、SP3位の浅田真央(25)が最下位に転落する波乱となった。

前日のSPでは成功させたトリプルアクセルが、この日は回転不足の上、着氷も乱れた。

その後も3回転、3回転が 2回転の単発になり、課題のルッツもどこかぎこちない。

出場6選手中最下位のフリー125.19点が足を引っ張り、

総合順位でも自身初のGPファイナル最下位となった。

「目指している演技には程遠い。

心と体と技術、全てが足りない。

失敗したくない、やらなきゃという気持ちが強過ぎて空回りしている」

と、涙を浮かべた浅田。

1年間の休養を経て臨んだ5月の復帰会見では

「優勝した昨年の世界選手権のレベルまでもっていかなければ、試合には復帰できない」

と話していただけに、ショックは大きいだろう。

ある連盟関係者は

「それでも浅田が国内の第一人者であることは変わらないが……」

と、こう話す。

「トリプルアクセルは足への負担が非常に大きい技。

SP、フリーともに後半にミスが出たのは、序盤の大技で疲労が足にきたからです。

今後はその日の体調次第で負担の少ないダブルアクセルに構成を変える必要もあるでしょう。

それでも、国内ではまだ浅田の独壇場。

表現力で浅田にかなう日本人はいませんからね。

ただし、今の浅田では世界と戦うのは難しい。

世界の頂点を極めた浅田が日本トップの座に甘んじることをよしとするか。

世界トップに返り咲かなければ意味がないと、

いつ引退を決意してもおかしくないと関係者はヒヤヒヤです」

■1年間の休養で体重も落ちにくくなり

男子の高橋大輔(29)は羽生結弦の300点超えに、

「時代は変わった。もう(現役には)戻れない」

と嘆息した。

浅田も復帰会見で

「今の時代はジャンプのレベルも上がっている」

と、“時代”という言葉を口にしていた。

日本の女子のレベルは低くても、世界には有望な若手がゴロゴロいる。

4回転や高難易度のコンビネーションジャンプなど日に日にプログラムが進化する中、

表現力だけでは太刀打ちできないのは浅田もわかっているはず。

3月の世界選手権では、

トゥクタミシェワ(18=ロシア)が浅田の代名詞であるトリプルアクセルを決めて優勝。

浅田の全盛期を上回る高さと精度があった。

だからだろう、浅田を指導する佐藤信夫コーチも、当初は

「現役復帰は難しい。ボロボロになるぞ」

と引退を勧めていたという。

フィギュアスケートの世界では25歳は決して若くはない。

まして18年平昌五輪では 27歳になる。

親しい関係者には

「1年間休養して、体重が落ちにくくなった」

と漏らし、

現在もハリ治療やマッサージが欠かせなくなった。

ただでさえ、今回の復帰に関しては、

スケート連盟の意向も強く働いたといわれている。

連盟からすれば、

国民的人気を誇る浅田は

「カネのなる木」。

いるといないとでは注目度は雲泥の差で、

1本3000万円といわれるCMのギャラも、

何割かは連盟のフトコロに入る。

スポンサー料やテレビ放映権料、

主催試合のチケットの売り上げもケタ違い。

浅田がリンクに戻りたかった気持ちは本当だろうが、

そうした連盟の思惑に影響されていないとは

言い切れない。

逆に言えば、次に浅田が引退を示唆した時、

引き留めるすべが連盟にはない。

現役を続けていれば、

プライベートもマスコミに追いかけられる。

その象徴が、現役復帰会見のわずか数日後に傷害罪で逮捕された実父をめぐる報道だ。

それが、交際中の“彼女”に手をあげたという痴話喧嘩のようなものであっても、

「浅田真央の父親」だから大きな騒ぎになる。

「浅田は11年に亡くなった母親を何よりも慕っている。

ところが、報道では今になって両親の喧嘩の一部始終などが暴露された。

半ば決裂している父親の素行はともかく、

母親が抱えていた事情まで明るみに出たことでショックを受けていたそうですから」
(前出の関係者)

浅田は昨13日に出場する予定だったエキシビションを、胃腸炎のため辞退。

今後は体調管理もより難しくなる。

引退を決断する日は、そう遠い日のことではなさそうだ。