子供の食べ物嫌いは、
「防衛本能」が働くからだそうです。



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●簡単!ひと工夫で子の好き嫌いの解消法!

mobile R25 [9/27 07:17]

写真:web R25 簡単!ひと工夫で子の好き嫌いの解消法! より

サツマイモやサトイモなどの芋類や、マツタケ、シイタケなどのキノコ類、サンマなど。

味覚の秋は、おいしい食材が数多くあります。

しかし、子どもは好き嫌いが多く、なかなか思うように食べてくれず、

困っているママさんも多いのではないでしょうか?

子どもが食材を嫌いになる原因と対策を紹介します。


●嫌いになる原因は「本能」「初」「トラウマ」の3つ

子どもが好き嫌いをする原因は、3つに大別することができます。

1つめは「本能」。

人の体は、苦い物や酸っぱい物は、

毒や腐敗していると本能的に判断して、

拒絶するようになっていると言われています。

大人になれば、味覚が発達し旨味がわかりますが、

子どもは体の防衛本能が優先されるようです。

2つめは「初めてのもの」。

子どもの目線では、初めて見る食べたことがない食材は、

安心して食べられるものか判断できません。

そのため、食べることができず、食わず嫌いになってしまうことも。

3つめは「過去のトラウマ」。

例えば、「カキを食べてお腹を壊して以来、カキが食べられなくなった」

のように、過去に腹痛や下痢、嘔吐など、

食べた後に苦痛を受けてしまうと、

それらがトラウマとなり食べられなくなることもあるそうです。


●叱って無理やり食べさせるのは逆効果!?

子どもの好き嫌いをなくすために、

嫌いなものを残さず食べるように叱ることがあるかもしれません。

しかし叱ってしまうと、子どもには怒られた記憶が残り、

余計に食べられなくなることがあります。

好き嫌いをなくすためには、

“食事は楽しい”と認識することが重要です。

子どもが苦手な食材を使う場合は、

炒めて触感を変えたり、ケチャップで味付けを変えたり、

見た目を星型にしたり。

子どもが楽しくなるように工夫してみましょう。

また、ひと口でも食べたら、

大げさにほめてあげることも大切です。

ある程度の年齢のお子さんなら、

一緒に買い物や料理をして、食事に興味を持たせることも効果的と言われています。

ちなみに、子どもの胃腸はまだまだ成長途中です。

食材は食べやすい大きさにカットしたり、

消化しやすいように調理したり、

食後に体調を崩さないように気をつけることも忘れずに。

子どもの健康面を考えると、

少しでも好き嫌いを克服したいところ。

まずは、家族そろって、おいしく楽しく食事をすることで、

食事に対して良いイメージを持てるようにしてみましょう!

(文・奈古善晴/考務店)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです

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