あれも、これも、中国共産党一党独裁政治が、原因なんですね。



●「サーチナニュース」
●機長の「管制無視」事件…
背景に「うそ多発」、
「差別横行」=中国

【社会ニュース】

2011/08/31(水) 10:45

 上海市上空で13日、

吉祥航空HO1112便が

「燃料切れ寸前のカタール航空機を先に着陸させるため、航路を譲れ」

との管制の指示を無視した事件には、

着陸を急ぐため

「燃料切れ寸前」

とのうその通報が

横行していることや、

国有系航空会社が優遇され、

民間会社の飛行機は

着陸順番が後回しになるなどの、

背景が存在しているという。

 中国新聞社が報じた。

 上海市内には主に国際線が使う浦東空港と、

国内線が多い虹橋空港がある。

 13日は気象条件の悪化で浦東空港が使えず、

上空で多くの航空機が虹橋空港への着陸の順番待ちをしていた。

 カタール航空QTR888便の機長は

「燃料切れまであと30分を切った」と

管制に緊急事態を通報した。

 管制は、カタール航空機の着陸を優先させるため、

同機の前方で着陸態勢に入っていた
吉祥航空HO1112便に

「着陸をとりやめ、カタール航空機にいったん航路を譲るよう」指示した。

 吉祥航空機機長は

「当機も燃料切れ寸前。あと4分しかもたない」

と言い、着陸を強行。

 2機が短い間隔で着陸するという、

危険な事態になったという。

 着陸後、カタール航空機には30分を上回る燃料が残っており、

緊急事態を宣言するべきでなかったことが分った。

 吉祥航空機には

1時間分以上の燃料が残っていた。

 同日は、カタール航空機以外にも

「燃料切れ寸前」を宣言する航空機があった。

「順番待ちの列に並ぶ」ことを嫌がり、

燃料について

虚偽の通報をすることが、

常態化しているという。

 さらに、順番待ちの場合には

中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空の、

いわゆる国有系三大航空会社の飛行機が優先されることが一般的で、

問題を起こした新興の民間航空会社である吉祥航空機などは、

後回しにされる場合が多いという。

 記事によると、13日の事件では

吉祥航空機機長が

「日ごろからの怒りを爆発させた」可能性があるという。

 また各航空会社は、燃料消費が少なかった場合、

機長らに報奨金を支払っているとされる。

 報奨金ほしさに、

吉祥航空HO1112便の機長は、

着陸を強行した

可能性がある。

 中国の民間系航空会社は特に、

「さまざまな手段でコスト削減」

をしているという。

 中国の航空会社は利益を出しにくい状態が長期間続いており、

特に2008年のリーマン・ショック以後は、

経営環境が一段と厳しくなった。

 国有系会社は政府による

多額の財政支援を受けたが、

民間会社の場合、

支援は特にない。

 2010年には東星航空が倒産するなどの事態も発生した。

 中国政府・民用航空局華東地区管理局は29日、

問題を起こしたHO1112便機長に対する

「中国国内での民間機操縦免許取り消し」の処分を発表した。

 同機長は韓国籍であるため、

韓国政府にも通報したという。

(編集担当:如月隼人)



●「サーチナニュース」
●東方航空機が日本で勝手に離陸
 中国ネット「列の割り込みは習慣」

【社会ニュース】

2011/11/29(火) 09:52

 中国東方航空の旅客機が28日、

日本・関西国際空港で

管制官の許可を得ないまま離陸し、

航空法抵触の疑いがかけられたことを

香港メディア・鳳凰網が伝えた。

 記事は、乗客乗員245名を乗せたA330型の東方航空516便が

28日午後1時45分ごろ、滑走路上で待機するようにとの

同空港管制官の指示があったにもかかわらず

滑走路を進行、

管制官の停止要求を

無視してそのまま離陸したと紹介した。

 また、同機の前後に十分な間隔が保たれていたために

安全上の問題は発生しなかったものの、

航空法に違反した可能性があり

調査を実施するという国土交通省のコメントを伝えた。

 鳳凰網のコメント欄には

「管制官の指示を聞かないのは

上官の命令を聞かない兵士と同じ。

 厳しく処罰すべき」という意見のほか、

「国内では慣れっこ」

「列に割り込むのは習慣」

「機長は日本語が分からなかったのだろう」

(航空機の無線会話は、英語だよ。byロクハン)

など皮肉めいたコメントが寄せられた。

(編集担当:柳川俊之)
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