●さぁ困った 審査員が大慌てする本命不在のレコ大選考

ゲンダイネット
[9/29 10:00]

<AKB48、嵐がビミョー 芦田愛菜が急浮上で…>

 12月30日に開催される「第53回 日本レコード大賞」の
選考レースがダッチロールの様相だ。

 今月、審査員の会合が始まったが、

“大賞”の候補曲が不在のため選考が難航しているのだ。

 「レコ大は例年、早ければ夏には下馬評が出て、
この時期には“本命”が固まっているものです。

 しかし、“本命”どころか方向性も定まっていません。

 優秀な歌手やグループが乱立して選考に手間取っているのではなく、

その逆です。

 これといった歌手が見当たらないのです」
(レコード業界関係者)

 実績のある歌手・グループを挙げることはできる。

 「Everyday、カチューシャ」を170万枚売ったAKB48。

 「嵐」「KAT—TUN」「関ジャニ∞」などジャニーズ勢などで、

さらに、
3年連続大賞のEXILEも--。

 「大所帯のAKB48はただでさえメンバーのスケジュール調整が難しいし、

レコ大の翌日はNHK紅白もある。

 大賞は辞退せざるを得ないそうです。

 ジャニーズは昨年、近藤真彦が最優秀歌唱賞を受賞して話題になりましたが、

あれは特例で“賞レース不参加”のスタンスは変わりません。

 4年連続は前例がないので、EXILEの大賞もないでしょう」(事情通)

 「GO GO サマー!」がヒットしたKARAや少女時代ら韓国勢もいるが、

「直前にもめ事が起きたら困る」
(前出のレコード業界関係者)

という理由で大賞は回避に動きそうだという。

 そこで、“消去法”で候補に挙がっているのが、

芦田愛菜と鈴木福の“天才子役ユニット”
「薫と友樹、たまにムック。」のデビュー曲
「マル・マル・モリ・モリ!」。

 「ベテランの音楽関係者を中心に
“伝統ある大賞曲に子供が歌う曲はいかがなものか”

と異論が出ています。

 未成年の芦田と鈴木が受賞の時間まで会場にいられるかも疑問。

 番組の後援はTBSですが、
『マルモリ』がフジテレビのドラマの主題歌という問題もあります」
(音楽ライター)

 今さら浜崎あゆみあたりが出ても興ざめ。

 しかし“ガチンコ選考”だけに、
かえって今年のレコ大は見ごたえがあるかもしれない。

(日刊ゲンダイ
2011年9月26日掲載)


(ロクハン)(ロクハン)

 レコード大賞は、出来レースだから、誰が受賞してもいいんじゃない。

 今は、もう、権威なんて無いですよ。

 出来レースの典型。

 まったくヒットしてないのに、北島三郎が大賞を受賞した。

 「霧氷」のレコード発売直後に、橋幸夫が大賞を受賞した。

 でも、昔は、一般大衆に浸透した曲が大賞を受賞していた。

 だから、AKB48は、オタクがCDを買うだけだから、一般大衆に浸透していない。

 一般大衆に浸透している曲と言えば、
「マル・マル・モリ・モリ」しかないでしょう。

 しかし、レコード大賞は、TBSが主催。

 フジテレビのヒットドラマの主題歌に大賞を出すなんて、

TBSは、けったくそ悪いから、大賞を出さないでしょう。

 それに、確か、14歳未満は、午後8時以降は、働いていけないことになっているから、

歌手の2人は7歳だから、テレビの生番組の受賞番組に出られない。

 でも、一般大衆に浸透した曲として、「マル・マル・モリ・モリ」に賞をあげたいね。

 「日本有線大賞」は、どうなんだろう。
(これも、TBSが放送するが)

 読売テレビ主催の「日本有線放送大賞」は、無くなってしまったし。

 出来レースの日本レコード大賞なんて、もう、見たくない。