●ボルトのフライング失格に為末大「国際陸連に考えてもらいたい」

8月29日13時03分

 韓国のテグで開催されている陸上の世界選手権で、

28日に男子100メートル決勝が行われ、

世界記録保持者である優勝候補ウサイン・ボルトが
フライングで失格となるという波乱が起きた。

 昨年から1回のフライングで失格となる厳格なルールが採用されており、

号砲の前に飛び出してしまったボルトは、
その走りをみせることなく即失格となった。

 この事態に“侍ハードラー”の愛称で知られる陸上競技選手・

為末大がTwitterで提言。

 「もう一度これが有るべき陸上競技の姿なのか

という事を国際陸連には考えてもらいたい。

 人々はただすごいものが見たいだけだ」

 「提案としてもし一発アウトにするなら

水泳のような電子音にすべきだ。

 あれなら一定のタイミングが保たれる。

 人間がスターターをやれば当然ブレが有る。

 今回は少し間が長いように感じる」

などとツイートした。

 為末はユーザーからの

「ファールはファール。だから日本人は甘い」

といったコメントに

「日本人はルールを変える発想が無いので、

ルールが間違えてるのではなくて

自分が間違えてると勘違いします」

などと答えながら、

「まず前提に置かなければいけないのは、

ルールとは選手が競技をする上で

公平さを保つ為に

存在するという事。

ルールによってパフォーマンスが

定義されるのではなく、

よりよいパフォーマンスが行われる為に

ルールが定義される」

などと持論を展開している。

(RBB TODAY)



(ロクハン)(ロクハン)

 私も、今回の100m決勝の、
「よ~い」(日本語の場合)
から、ピストルが鳴るまで、

時間が長かったと感じた。

 人間がスターターをやる限り、「よ~い」からピストルが鳴るまで、

その間隔が、みんなバラバラになる。

 だから、為末大選手が提言しているように、

スタートは、コンピューターでやるべきだと思う。

 陸上の選手は、特に短距離の選手は、

ピストルの音が聞こえからスタートしていない。

 「よ~い」から何秒と数えてスタートしている。

 だから、今回の「よ~い」からピストルが鳴るまでの時間が長ければ、

フライングを起こす選手が出てしまう。

 短距離の選手は、スタートの時、
「よ~い」
「ピストルの音」

が頭脳にインプットされていて、

自動的にピストルの音で、神経が手足のスタートの動作に移るように訓練されている。

 だから、「よ~い」からピストルの音まで、一定の時間でなければいけない。

 ということで、陸上も、スタートは、コンピューターでやるべきだと思う。

 そういえば、昔は、水泳もフライングがあったけれど、
最近は、水泳のフライングは見なくなりましたね。